土浦市立図書館は25日、図書館利用者へ送信した電子メールの設定に誤りがあり、利用者246人分のアドレスの個人情報を流出させたと発表した。 同図書館によると、業務システム変更に伴って図書館のメールアドレスが変わることなどから、24日午前10時15分ごろ、過去1カ月間に本の予約連絡メールを送信した246人に登録変更を依頼するメールを一斉送信した際、各人の受信者のアドレスをお互いに見ることができないように隠す「ブラインド・カーボン・コピー」(BCC)と呼ばれる設定で送らなかったという。 誤送信は約15分後、利用者からの電話で分かり、図書館は速やかにおわびと送信したメールの削除を依頼するメールを全員に送信。謝罪の電話連絡も行うという。【福沢光一】