印刷 「被災地のことを改めて考えるきっかけにして欲しい」と語る代表の西口智子さん(右)と真弓知也さん=熊本市中央区大江2丁目の熊本学園大 東日本大震災の被災地を報じた新聞が熊本市中央区の熊本学園大の図書館で展示されている。県内の大学生8人が有志で集まり、展示を実現させた。 図書館内の一角には、福島と宮城、岩手の地方紙計4紙と熊本の地元紙の紙面約100点がパネル展示されている。「宮城 震度7 大津波」「集落消える…」などの大きな見出しが目立つ震災発生直後の紙面とともに、震災から1年後の特集や、被災地の復興の様子を報じる紙面も展示されている。 主催したのは同大、熊本大、県立大の学生8人でつくるサークル「BeeNet3・11」。8人は震災から約1年後の今年3月に熊本市であった震災新聞報道展で出会った。「熊本で自分たちに出来ること」のテーマで始めたグループディスカッションで「大学でやりたい」