ブックマーク / mokuko.seesaa.net (7)

  • 図書館総合展: 目子の断片

    図書館総合展に行ってきました。フォーラム3つ、がっつりと。 最初はローライブラリアン研究会の「知ってトクする判例☆エッセンス」。 前半が招待講演で、「家栽の人」原作者、ライターの毛利甚八さんによる「広島県少年院特別公務員暴行陵虐事件判決をめぐって」。少年院で起きた事件をめぐる、実際のところ無罪なのでは…?と思われる裁判についてのお話でした。実際の裁判というのは、政治的な状況、感情的な部分が入り込み、自分が思っているような絶対的なものではないのだと思いました。 後半はいしかわまりこさん、岩隈道洋さんによる判例検索のレクチャー。判例を絞り込むキーワードの難しさ、判例の要点のつかみ方など、短いけど充実していました。 終わってから、判例の検索というと、たいてい判例DBにどういうキーワードを投げていくかというテクニックだけど、例えば前半の話にあったような、だんだん証拠の薄さが露呈して無罪ではと思うの

  • 出遅れる: 目子の断片

    全国図書館大会奈良大会、その後は遊びの関西旅行、戻ってくると仕事がたまっていてさあ大変、としているうちに、あっという間に一週間経ってしまいました…。 第13分科会(目録)に参加しましたが、会場でTwitterをやっているのかな~と思われる人がいたので、どんなつぶやきがあったのか?と思って探してみようとしても、古い部分が見られず。リアルタイムで使えないときの活用法がいまいち分かっておらず、Twitterに馴染めない…。 第13分科会(目録)は「新時代の目録規則へ向けて」というタイトルを体現した充実した内容でした。「目録規則をめぐる今日的状況」「新しい国際目録原則」「RDA:『英米目録規則』の抜的改訂」「JLA目録委員会の活動と新しいNCR」 「新しい国際目録原則」についてはあまり講演などもなかったので、5回開かれた会議による策定プロセスなどを聞くと興味深かったです。目録についての講演会とい

    min2-fly
    min2-fly 2010/09/26
    "第13分科会(目録)は「新時代の目録規則へ向けて」というタイトルを体現した充実した内容でした。" 13分科会の話。
  • 図書館大会早割あと少し: 目子の断片

    平成22年度全国図書館大会は奈良で開催されます。詳細はこちら。 7月2日(金)までは参加費6,000円、それ以降になると7,000円になります。 今年は目録の分科会もあります。テーマは「新時代の目録規則へ向けて」。NCR「201X年版」について、世界の動向を示しつつ、意見交換や情報共有などを行うとあります。

  • これからの書誌情報に求められるもの: 目子の断片

    気がつけばずいぶんと間が空いていました。前記事「いまだに、信頼できる書誌データがない」以来、目録規則やISBDによって記述される図書館の書誌の世界と、出版者、書店の書誌の世界について考えています。なんにもまとまってませんが。を選択しているとき、実は出版者の方の書誌を頼りにしているという現実と、書誌の記述にこだわりを持つ図書館員な自分のギャップが、自分でも埋められないというか。 国立国会図書館の平成21年度書誌調整連絡会議報告の質疑応答の中に、自分のモヤモヤする気持ちにぴったりくるものがありました。 以下サイトから引用させていただいてます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (8)これからの書誌情報に求められるものについて 意見: これから必要なのは、書誌情報に更なる情報や知識を付加していくことである。そういうものを大量に貯めていかないと、情報探索行動の役に立つものにはならない。従来

    min2-fly
    min2-fly 2010/03/09
    "90%以上の資料はwork一つmanifestation一つであり、そのようなものにまでFRBR化を行うのはムダ"
  • 図書館総合展(11月12日)に行きました: 目子の断片

    図書館総合展、私は昨年に引き続き今年も行かせてもらうので、職場で昨年行ってない人が予定を決めてから行くことにしました。で、12日に。そして重ならないフォーラムを選んだので、もともと気になっていたNext-L(日図書館協会 情報システム研究会主催、10日)、デジタルライブラリアン研究会の「貸出履歴を利用した新しい利用者支援の展開」(11日)、図書館サービス計画研究所の「図書館ゆるキャラ祭」(12日)のどれにも行くことはできず少し残念。 12日、まずは株式会社図書館流通センター(TRC)の「今だからこそ考える出版流通とMARC」に参加。出版流通の事情やMARCの話もありましたが、最後にあった新しく稼働する物流センターの説明が映像つきで詳しかったのでそちらの方の印象が強かったです。私の勤務する図書室のはフィルムコートをかけないのですが、自動でフィルムコートをかける機械に感心していました。MA

  • 「今あえて目録を語ろう」に行ってきました: 目子の断片

    6月13日に第18回大図研オープンカレッジに行ってきました。 帝塚山学院大学の渡邊隆弘さんの「目録法の再構築と大学図書館」。 立教大学の牛崎進さんの「目録をめぐる大学コミュニティ」。 そしてパネルディスカッションでした。 渡邊さんは目録法の再構築のなかでもFRBRとRDAについてのお話でした。 RDAの構造とNACSIS-CATの比較があり、RDAで重視されている「関連」の構造は、NACSIS-CATでいえばリンクであらわされている(例:著作と表現形=統一書名典拠レコードと、体現形=書誌レコードの記述部分)と説明されると、RDAも少し分かりやすくなったような。 目録の今後の問題について、結構踏み込んだ話になりました。 データの品質問題として、重複書誌やレコード調整の問題と、著者名典拠がないのはどちらが問題か。 典拠リンクを必須化することも考えてよいのでは。 典拠コントロールはある程度集中し

  • NACSIS-CATの幸福だった時代: 目子の断片

    2月5日にあった国立国会図書館公開講演会「目録の現在とこれから-“目録の危機”の時代からの展望-」に、学内の用事のため参加できず、がっかり。翌日の国立情報学研究所の「NACSIS-CAT登録一億件突破記念講演会」に行ってきました。 NACSIS-CATを構想し、実現していった遠山敦子さん、雨森弘行さんのお話は大変興味深かったです。遠山さんは構想を「分からない」と言われたことに対し、これなら分かるだろうとポンチ絵で説明…とさらりと語っていたけれど、30年前の役人の世界でしかも女性で、拒絶を示す上司に対して意志を貫いたところ、すごいです。 雨森さんは学術雑誌総目録から話を始められ、目録だけでなく、ILLの相殺システムの実現にも関わられており、学術情報の世界を集約し使いやすいものにしてきた歴史を語られました。官と学の連携がこの上なくうまく行って実現したNACSIS-CATであったのだな、とうらや

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