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  • 2020年2月1日三田図書館・情報学会月例会 「教育と図書館の関係について考える」(根本彰慶應義塾大学文学部教授)感想 - 読書日記

    慶應大学三田キャンパスで開催された、三田図書館・情報学会月例会に、根彰先生の「教育図書館の関係について考える」という発表を聞きに行ってきた。 レジュメが論文形式で書かれていることを考えると、何か別の形で発表される可能性もあるので、内容について詳しく紹介するのはやめておく。 (2020-02-03 補記)当日の資料は、根先生が事前に次のご自身のブログで公開されていたので補記しておく。 三田図書館・情報学会月例会「教育図書館との関係を考える」発表原稿(オダメモリー) 資料へのリンク 当日の発表も、大筋は資料の通り。ただし、前半に集中的に口頭での補足が入って、終盤はかなり端折った展開になっていたので、資料だけ読むと、若干印象が異なるかも知れない。(補記ここまで) 一応、内容をざっくり言うと、「図書館」という枠組みを一旦踏み越えて、個人が自分の知を構築していく営みと、社会がそれを共通の確立

    2020年2月1日三田図書館・情報学会月例会 「教育と図書館の関係について考える」(根本彰慶應義塾大学文学部教授)感想 - 読書日記
  • アート・ドキュメンテーション学会第11回秋期研究集会: 読書日記

    2018年10月13日にお茶の水女子大学で開催された、アート・ドキュメンテーション学会第11回秋期研究集会に行ってきたのでメモ。あくまで個人の聞き取れた範囲のメモと感想なので、その点、ご留意を。 ちなみに当日は、他の複数の学会が開催され、さらに午前中には附属小学校の保護者説明会も開催されていて、JADS(アート・ドキュメンテーション学会の略称)の会場はどこ?状態に。ただ、構内の案内図や標識がわかりやすく、何とか会場の共通講義棟にたどり着いた。 とりあえず、会場前に男子トイレの場所を確認。題と関係ないけど、あれだけ男性参加者がいて、休憩時に混乱が起きなかったことを考えると、公共施設におけるトイレ面積の男女比率は考え直すべき、って気がする。 開会挨拶は、会長の前田富士男先生から。来年度は学会創立30周年ということで、学会が果たす研究支援の役割について、他分野の研究者との対話の経験などの紹介な

    アート・ドキュメンテーション学会第11回秋期研究集会: 読書日記
    min2-fly
    min2-fly 2018/10/16
    “「コミュニケーションスペースとしてのライブラリーの可能性を考える――(株)乃村工藝社大阪事業所ライブラリーを題材に」”これ聞きたかったな
  • 科学基礎論学会・日本科学史学会との共催ワークショップ「学術誌の電子化と将来を多面的に考える」参加メモ - 読書日記

    2018年6月16日・17日に開催された科学基礎論学会2018年度総会と講演会( http://phsc.jp/conference.html#2018 )の日科学史学会との共催ワークショップ「学術誌の電子化と将来を多面的に考える」に参加してきた。日時、開催場所は次のとおり。 日時: 2018年6月17日(日)14:40~17:10 場所: 千葉大学(西千葉キャンパス)法政経学部棟106講義室 予稿は、科学基礎論学会学会のサイトに掲載されている。 趣旨説明 司会者兼オーガナイザ:松 俊吉・伊勢田 哲治 http://phsc.jp/dat/rsm/20180524_WS4-1.pdf 伊藤 憲二 - 学術雑誌の科学史的研究:査読システムと学会との関係を軸として http://phsc.jp/dat/rsm/20180524_WS4-2.pdf 土屋 俊 - 「電子ジャーナル」以降つまり

    科学基礎論学会・日本科学史学会との共催ワークショップ「学術誌の電子化と将来を多面的に考える」参加メモ - 読書日記
  • デジタルアーカイブの「哲学」概論 ver. 0.1 - 読書日記

    ある方から、大学の講義で、デジタルアーカイブについて論じる際に、デジタルアーカイブの基にある考え方・哲学について、最低限知っておいてほしいこと、知っておいてもらいたい取組みを教えてほしい、との相談があって、考え始めたのだけど、とてもじゃないがまとまらないので、暫定版をとりあえず公開しておく。 一応、大学の講義等で活用できるように、ネットで読めたり、現在も新刊で入手できる文献を中心に紹介している。とはいえ、自分の狭い知見の範囲で書いているので、色々と、そこじゃねーよ、とか、むしろこっちだろ、という突っ込み所はあるかと。 1 ハイパーメディア/WWW 明示的に議論されることがほとんどない気がするのだけど、デジタルアーカイブの背景には、アラン・ケイのダイナブックや、ティム・バーナーズ=リーのWorld Wide Webのビジョンが存在している、と思う。何故なら、デジタルアーカイブで、こういうこ

    デジタルアーカイブの「哲学」概論 ver. 0.1 - 読書日記
  • 利根川樹美子『大学図書館専門職員の歴史 : 戦後日本で設置・教育を妨げた要因とは』 - 読書日記

    利根川樹美子 著『大学図書館専門職員の歴史 : 戦後日で設置・教育を妨げた要因とは』勁草書房, 2016 http://www.keisoshobo.co.jp/book/b214134.html を読了。 自腹を切ったので、一言文句を言わせて貰えると、最初の読者に恵まれなかったのかな……という印象が強い。注記のリンクミスや付与漏れ、論点先取的な論述がなされている部分、箇条書きの項番付与漏れなど、誰かが一度丹念に読んでいれば回避できたのではなかろうか、というところが、ちらちらとあり、読んでいてつい気になってしまった。 とはいえ、書いてあること自体は非常に興味深く、特に1960年代の岩猿敏生氏を中心とした専門職論の先駆性と、それらの議論が生かされることなく、公共図書館職員を中心とした待遇維持を中心とした論理に阻まれていく過程を論じるくだりは、「官製ワーキングプア」とまで言われてしまっている

    利根川樹美子『大学図書館専門職員の歴史 : 戦後日本で設置・教育を妨げた要因とは』 - 読書日記
  • 中山茂『パラダイムと科学革命の歴史』講談社, 2013. (講談社学術文庫) - 読書日記

    書を読み始めた途端に、2014年5月10日に亡くなられた中山茂先生の訃報を知った。闘病されていることはブログなどで知ってはいたが、それでもここ数年、次々と新著を出されていたので、まだまだお元気なのかと思い込んでいたのだけれど。今更ではあるが、慎んでご冥福をお祈りいたします。 書は、1974年に刊行された『歴史としての学問』の改題増補版。特徴は、中山先生ご自身のあとがきに尽くされている。少し長くなるが引用する。 「終日図書館にこもって、一字一句脚注で資料づけを固めてゆく作業をしていると、反動的にとかく学問の質について大言壮語してみたい、大風呂敷を拡げてみたい、という欲求に駆られるものである。しかし、このような大言壮語は、厳密性をたっとぶアカデミックな学術雑誌の論文としてはなかなか書きにくい。こうしたモヤモヤに何とか形を与えたのがこのである。いや、形を与えたというにしては、内容が粗雑で

    中山茂『パラダイムと科学革命の歴史』講談社, 2013. (講談社学術文庫) - 読書日記
  • 第3回ARGカフェ&ARGフェスト@京都 - 読書日記

    2009年2月21日(土)に、第3回ARGカフェ&ARGフェスト@京都に参加。 ずっとブログの更新をさぼって来たのだけれど(ここのところ、仕事以外に文章を書く気力が出てこなくて)、岡さん@ARGが、ブログに書け、と呼びかけていたので、ちょっと乗っかってみる。 プログラムについては、ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) - ブログ版の2009-01-18(Sun): 第3回ARGカフェ&ARGフェスト@京都への招待(2/21(土)開催)を参照のこと。 (2/23追記)2009-02-21(Sat): 第3回ARGカフェ&ARGフェスト@京都を開催も参照のこと。特に関連リンクはこっちの方が充実。 まずは第1部について。それぞれ持ち時間5分でのライトニングトーク。 冒頭、岡さんから京都の飲み屋の紹介文化(どこの飲み屋でも、「○○を飲めるいい店はないか」と聞くと教えてくれ

    第3回ARGカフェ&ARGフェスト@京都 - 読書日記
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