自然法を基礎にした自由共生社会 の法律学読本 資本自由主義社会ではないからこそ、社会主義社会ではないからこそ、 他者との共生を拒絶し他者の人権を侵害阻害する資本自由主義を、 他者との共生を絶対視し自由(人権)を侵害阻害する社会主義を、 事前規制(法律)の対象として想定(想定危難)しているのである。 人が他者との共生の枠内で自由に生きて行く超法規的権利、 すなわち人権を守ることを目的とした政策規範が法律である。 自然法法律学研究家 岩崎 秀政 法律はすべて、どんな法律でも、 憲法や狭義の法律は勿論、契約や約款や就業規則でさえも、 多様な自由な個々人の生の共存を規範とする、 自然法・モラル・正義を守るための、政策規範である。 そういう極めて単純な一つの原理で出来ている 多様な自由な個々人の生の共存を規範とする超法規社会規範が、 今の時代の自然法である。 自