今週の Nature Podcast の話。 The Daily Telegraph から引用すると、 科学者たちは今日、サルは仲間の顔を一匹一匹記憶しているのではなく、見た顔と脳内の平均的な顔の差分を比較することで、相手を識別している、と指摘した。 彼らは、これは人間においても同様だろうと考えている。このように差分を比較しているがために、相手の顔を瞬間的に認識することができるのだ。 (The Daily Telegraph - Scientists monkey with faces) Podcast のインタビューでは話を進めて、「だから、(脳内の顔モデルと差分を取った場合に) 似たような傾向をもつ外人の顔は、みな同じに見えるのかも注」みたいなことを言っている。 確かに、ほとんど同じような顔の部品をいっぱい記憶しておいて毎回比較するよりも、差分を利用する方が効率がいいわね。納得。 注: