被害が重大な事件では、被害者が悲しみや怒りによって精神が不安定となり、被害者が逆に加害者になってしまう場合があります。 そのような負の連鎖を未然に防ぐためには、被害者のケアとともに、被害者の暴走を止める取り組みも必要になるでしょう。 オウム事件の被害者側に立っている弁護士が、加害者家族に関して虚偽の情報を流して、人権を侵害している事例が報告されていました。 www.sponichi.co.jp [ 2019年2月12日 22:51 ] オウム真理教の松本智津夫元死刑囚=教祖名麻原彰晃=の三女松本麗華さん(35)が、2017年に四女が推定相続人から父母の除外を横浜家裁に求めて認められた訴訟の中で、四女に対して松本さんの「暴力行為」があったとされた認定の取り消しを求める裁判が12日、東京地裁で行われ、本人尋問などが行われた。 四女が相続排除を申し立てた裁判で、その対象とならない自身に関する犯罪
三浦瑠麗さん 国内外の政治について発言を続ける三浦瑠麗さんの、6年の歳月をかけた新著が話題だ。戦争と平和、国家のあり方を主題にした本格的な研究書だが、副題に踊る「徴兵制」の一語が刺激的だ。 「以前から、シビリアン・コントロールが強い民主国家ではかえって戦争が容易になってしまうと主張してきました。戦争のコストをリアルに計算する軍部に対して、政治家や国民は正義感やメリットだけを勘定してしまうから、安直に戦争へと突き進む危険性があるということです。先日、韓国海軍から自衛隊の哨戒機が火器レーダー照射を受けた、というニュースがありましたが、世論を見るにつけ、結構危ない局面だったと思うんです。もっとも冷静だったのは、国民でも政治家でもメディアでもなく、自衛隊でした。本当は私たち国民こそが、軍隊を適切にハンドリングしなければいけないのに、いまの日本国民だと容易にその関係が逆転する可能性があります。シビリ
本日、東京地裁に行ってきました。 オウム真理教教祖麻原彰晃の三女アーチャリーこと松本麗華(りか)が国を相手取って起こした裁判の傍聴をするためです。 (「アーチャリー」は宗教名ですが、現在彼女は宗教的地位を持ちません。ここでは読者への通じやすさを優先して用いました。) これは一昨年(2017年)10月30日付で横浜家裁が決定した妹(四女)松本聡香(仮名)さんが父母を推定相続人から排除した内容に異議を申し立てたものです。 大事なのは「推定相続人からの廃除」自体ではなく、その文章の中で麗華さんの言動について、麗華さんに不利益となることが書かれていることです。 麗華さんとしては全く虚偽のことなのですが、 かつて聡香さんが家出した経緯について 「三女から暴力を振るわれるなどして」家出をした。 とあるけれど、暴力をふるった事実などなく、ほかにも虚偽の内容が含まれているし、 記者会見では「殺人未遂をした
オウム真理教の後継団体「アレフ」から分派した「ひかりの輪」が、団体規制法に基づく観察処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が28日、東京高裁であった。後藤博裁判長は「ひかりの輪はオウム真理教の修行体系の最も基礎的、本質的な部分を継承している」などと指摘。観察処分を取り消した一審・東京地裁判決を取り消し、ひかりの輪の請求を棄却した。観察処分はオウム真理教の活動を規制する目的で成立した団体規制法に
他人に知られると困ることは隠しておきたいのが人情というものでしょう。 日本の政治家や役人は後ろめたいことをやっているので情報を隠蔽したがるのですね。 www.nikkei.com 死刑執行情報の開示要望 地下鉄サリン事件遺族の高橋さん :日本経済新聞 2019/3/13 20:25 オウム真理教による地下鉄サリン事件で夫を亡くした高橋シズヱさん(72)が13日、死刑執行に関する詳細な情報開示を求める文書を山下貴司法相に手渡した。昨年7月に松本智津夫元死刑囚(麻原彰晃)ら13人の死刑が執行され、高橋さんは執行に関連する文書の情報開示請求をしたが、大部分が真っ黒に塗られていたという。 山下氏は「さまざまな考えなければならないことがある。今後の参考にしたい」と述べた。 高橋さんは執行前から、オウム事件の死刑囚との面会や執行に関する情報提供などを求めていた。山下氏と面会後、東京都内で記者会見し、「
犯罪を取り巻く社会環境の改善を考察する上で参考になる資料がありました。 それは「息子が殺人犯になった」という本です。 本書を参考にして、社会の矛盾を解決していきたいと思います。 www.akishobo.com 息子が殺人犯になった――コロンバイン高校銃乱射事件・加害生徒の母の告白 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズII-16) 作者: スー・クレボルド,仁木めぐみ 出版社/メーカー: 亜紀書房 発売日: 2017/06/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 目次 第一部 不似合いな事件 第一章 「コロンバイン高校で銃乱射事件が発生しています」 第二章 砕け散ったガラス 第三章 別人の人生 第四章 安らかに眠る場所 第五章 暗い予感 第六章 頼れる子ども時代 第七章 加害者の母から被害者の母へ 第八章 深い悲しみの現場 第九章 残された狭い居場所で 第十章 現実逃避の
内容紹介 死者13人、重軽傷者24人、犯人2人は自殺。 事件の一報を知ったとき、母が心の中で神に願ったのは、息子の死だった……全米を揺るがした銃乱射事件の実行犯の家族が揺れる心のままに綴る、息子のこと、事件後のこと。 高村薫氏推薦! 「わが子が惨劇の犯人になったとき、親の人生もまた残酷に断ち切られる。著者が想像を絶する喪失と加害責任を引き受けてゆく過程や、それでもわが子を否定しきれない孤独な葛藤は、神を前に正しくあることを求める善きアメリカの、息苦しいほどの理性の姿である。」 【書評・メディア情報】 神戸新聞(8月27日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト) 琉球新報(8月27日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト) 京都新聞(8月27日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト) 山陽新聞(8月27日)/書評(江川紹子氏・ジャーナリスト) 日刊ゲンダイ(9月2日)/短評 週刊新潮(9月7日号)
犯罪を取り巻く社会環境の改善を考察する上で参考になる資料がありました。 それは「息子が人を殺しました」という本です。 本書を参考にして、社会の矛盾を解決していきたいと思います。 www.gentosha.co.jp 息子が人を殺しました 加害者家族の真実 (幻冬舎新書) 作者: 阿部恭子 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2017/11/30 メディア: 新書 この商品を含むブログ (2件) を見る 目次 はじめに 第一章 家族がある日突然、犯罪者になる 息子が人を殺しました 逮捕はいつも唐突 報道陣によって息子の逮捕を知る 窃盗でも報道陣が家に押しかけ、引っ越すハメに 家族に群がる宗教団体や霊媒師 警察から丸裸にされる 加害者家族に味方はいない 夫が強姦罪で逮捕 法廷での証言は命がけ 受刑者から連絡がなければ収監先はわからない 出所してからも家族の苦悩は続く 第二章 加害者家族はこう
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