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ブックマーク / nishiohirokazu.hatenadiary.org (11)

  • 一般社団法人未踏の理事に就任しました - 西尾泰和のはてなダイアリー

    昨日9月29日の一般社団法人未踏(未踏社団)の社員総会にて、私と川合秀実さんの理事就任が決まりました。このブログ記事で理事就任のあいさつに代えさせて頂きます。 未踏社団とは 公式ページはこちら: http://www.mitou.org/ 簡潔に言えば、未踏事業の関係者を中心に、創造的な人材の一人一人が創造性を最大限に発揮出来るよう、環境を整えていくことを目指す組織です。 西尾泰和とは 2002年度未踏ユース採択者で、現在はサイボウズ・ラボ株式会社にて研究開発をしています。主な関心分野は、ソフトウェアなどによる知的生産性の向上や、アイデアづくりの支援です。未踏社団の目標である「創造的な人材が創造性を最大限に発揮できる環境づくり」は、私自身の関心とも強い関連性があります。 何を大事だと考えているか ここから自己紹介もかねて、私個人が何を大事だと考えているかを共有したいと思います。 「一緒に居

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  • 「word2vecによる自然言語処理」を出版しました - 西尾泰和のはてなダイアリー

    オライリー・ジャパンから「word2vecによる自然言語処理」という電子書籍を出版しました。予定外のドタバタがあってブログで紹介するのが遅くなってしまいましたが、その間にオライリーのEbook Store Sales Rankingでは1位になっていました。 word2vecは2013年に論文が出たばかりの新しい技術です。色々な方がブログで取り上げていて、興味をもった方も多いと思います。知らない方のためにいくつかリンクを紹介しておきます: https://code.google.com/p/word2vec/ で少し遊んでみた。いわゆる deep learning で… Deep-learningはラテン語の動詞活用を学習できるか? Can deep-learning learn latin conjugation? - naoya_t@hatenablog 自然言語処理をなにも知らない私

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  • プログラミング学習手段としての写経について - 西尾泰和のはてなダイアリー

    あるブログが「写経には効果がない」という趣旨のことを書いていて「何を言ってるんだ?」と思いじっくり読んでみたら、彼の言う写経は「動くとわかってる10000行のコードを何も思考せず作業として書き写すこと」を指しているようだった。「そんなわけないじゃん」と笑ってから「もしかして世の中は写経をそういう捉えてるのか?」と不安になった。 写経は自分の中にモデルを作るための行動で、他のもっと効率のよい方法と比べた場合の利点は「自分の中にモデルがなくても使える」点に尽きる。全く知識ゼロでいきなり「自分で考えて書く」ができる人はいない。考えるための材料となる知識をまず脳内に運び込む、それが写経だ。 写経の過程で大事なことは以下の3つだ。 1: 早く学びが得られるように、なるべく小さいコードで実験し、すぐに結果を確認する。 2: 疑問に思ったこと、考えたこと、気づいたことを書き留める。どうしてこういう書き方

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  • ランダムだと!?!?(ガタッ - 西尾泰和のはてなダイアリー

    確かに、このテンプレには僕も飽きている: onk:「リンゴが10個あります。ランダムに3人で取り分けなさい」ってどうコードに落とすと綺麗かな。。 yoshiori: @onk ランダムだと!?!? onk: @yoshiori 擬似ランダムでいいです yoshiori: @onk ふう、焦らせやがって……(俺の中でここまでテンプレ) yoshiori: もう、「ランダム」という言葉に反応してしまうのはネタでも良くない気がしてきた そこで新しいマサカリを考えてみた。「お前はなにを等確率にしたいんだ!?!?」 2個のりんごをAさんとBさんの2人に配ることを考えてみよう。全部で4通りの配り方がある。(A, A), (A, B), (B, A), (B, B)の4つだ。 この4通りを等確率にしたいのならば、それぞれのりんごについて1/2の確率でAとBに振り分ければ良い。ちなみにPythonのran

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  • つくりたいもの:原稿のレビューが手軽にできるシステム - 西尾泰和のはてなダイアリー

    最初のプロトタイプはだいぶ前にできていて、実際に自分の原稿のレビューにも使って見ている。デモ用のサイトは http://sphinxweb.rackbox.net/ ユーザ名とパスワードを聞かれるのでguest:guestで。 http://sphinxweb.rackbox.net/usage/ とかにアクセスすれば段落ごとにコメントを付けられることがわかるかと思う。 これは結城浩さんの書籍執筆とオンラインレビューを参考に作ったシステムで、その一番の特徴は「レビュワーは他のレビュワーのコメントを見ることができない」にある。モヒカン技術者のいっぱいいるチャットなりなんなりに燃料として原稿を投下すれば「これは厳密にはこうだ」「Xだと説明してあるが、極稀に起こるYのことに言及しないのはダメじゃないか?」などと盛り上がっていっぱいツッコミが入るだろうとは思う。でもそれをやっても「間違いのない

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    minesweeper96
    minesweeper96 2012/07/27
    良さそう
  • 執筆しました: 言語設計の基礎知識 - 西尾泰和のはてなダイアリー

    WEB+DB PRESS Vol.60 最近「原稿が原稿がヒー」と言っていたのはこれを書いていたからです。昨日無事入稿できました。ホッと一安心。 第1章がまつもとさんに書いていただいた導入で、残りの2〜6章を僕が書きました。ざっくりとキーワードを挙げると: 第1章 (まつもとさん) 第2章 プログラミングの歴史 プログラミング言語は何のため? プログラミング言語は人間が作った 第3章 文法の発展 文法はなんのため? FORTH Lisp 構造化プログラミング 第4章 変数とスコープの歴史 変数はなんのため? 動的スコープ 静的スコープ ネスト 単一代入 クロージャ 第5章 オブジェクト指向の歴史 オブジェクトはなんのため? ALGOL モジュール PerlのOOP ハッシュ JavaScriptのOOP クラス C++のOOP SmalltalkのOOP クラスが持つ3つの役割 第6章 継

    執筆しました: 言語設計の基礎知識 - 西尾泰和のはてなダイアリー
  • SPYSEEの会社に遊びに行ってきました - 西尾泰和のはてなダイアリー

    先週の金曜日、id:amachangの新しい会社(オーマ株式会社)に遊びに行ってきました。 正直なところ、最初に話を聞いたときには誰か悪い人に騙されてるんじゃないかとか思ったけども、中を見てみたらアットホームな雰囲気のベンチャー企業でした。目標が熱い!世界を変えるSPYSEEへ! 受託抜きできちんと黒字化してるところや、良好な産学連携関係を構築しているところも考えると、世の中のベンチャー企業の中ではかくだんに「いい会社」の部類に入ると思いました。amachangが入ることでどんな化け方をするのか、今後が楽しみです。 ちなみにamachangが弊社を退社した日の僕のエントリー「SPYSEEのトップに美人画像が出るようになっている!」は伏線だったのですが、転職先予想トトカルチョ #amatoto には影響を与えなかったようでした(苦笑) id:yukobaの「@yukoba なるほど!もっと燃

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    minesweeper96
    minesweeper96 2010/09/24
    あれが伏線か……
  • Ruby 1.9.2リリースとWEBrick脆弱性問題の顛末 - 西尾泰和のはてなダイアリー

    はい、Ruby 1.9.2がリリースされましたね。このバージョンではWEBrick にゼロデイ攻撃可能な脆弱性 - スラッシュドット・ジャパンで紹介されている脆弱性が僕が書いたパッチで修正されているわけなのですけど、そもそもなんで僕が修正しているのか、って顛末がわりと面白いので紹介します。 Apple、upstreamに報告してくれないまま脆弱性をCVEに届け出る upstreamに連絡が来ないまま脆弱性が公開される ruby-devにAppleが書いたと思われるパッチが貼られる(Appleでない人間によって) パッチのライセンスが不明なので取り込めない ライセンスを問い合わせるAppleの窓口が不明なので問い合わせもできない ruby-devを読んだ人はライセンス上安全なパッチを書けない 脆弱性だから話は非公開に進めたい yuguiさんがruby-devを読んでない僕に書かせることにする

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  • 「女の子牧場」をリリースしました - 西尾泰和のはてなダイアリー

    女の子牧場マトリクス牧場(追記: ネーミングについて問題が多かったので変更しました。「べっ、別に女の子になんか未練ないんだからね!」) 「男の子牧場」でしばらく遊んでみて、マトリックスの共同編集って面白いなと思ったんで作りました。ただ、生身の人間の個人情報で遊ぶのはあんまり品がよろしくないと思ったので、個人情報を投稿するのは利用規約で禁止しておきました。トップページでログインするとマトリックスを新しく作ったりとかアイテムを追加した人の配置したアイテムを「いやー、これはこっちだろー」とか言って移動することができます。 僕的に「男の子牧場」の面白かったポイントが「軸を自分で決めたマトリクスの上にいろんな物を置いて人に見せられる」って所だったのでSNS的な要素とか全然つけてないけど、需要あるかなぁ。まあ、アルファリリースってことで、反応によって今後どうするか決めようっと。 やー、しかしJSとかC

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  • そろそろ例のプロジェクトについて言及するか - 西尾泰和のはてなダイアリー

    以前、とあるシステムのソースコードを読む機会があったのだけどあまりにひどかった。あのひどいコードでまあまあまともに動いているというのが逆に信じられない。今日昼ご飯をべながら少し話していたのだけど意外と知られていないようなので、話せる範囲でいかにひどいのか説明してみようと思う。 まず、ソースコードが大雑把に見積もって3750万行あるのだけど、その中でまともに機能しているコードは3%しかない。10分の1程度のソースコードで同程度の機能を実現しているシステムもあるのでほんとあのシステムのコードはゴミだと言っても過言じゃない(*1) プログラマとしてはなんでそのプロジェクトはそんな状態になってしまったのか気になるところだけども、まあ多くのプロジェクト同様、真相を知る人は誰もいない。でもまあ、実際に機能しているコードのコピーみたいなものがあちこちに散らばっていることからしてコピー&ペーストが盛んに

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    minesweeper96
    minesweeper96 2009/02/01
    実際問題、ヒトはコードで動いているのだろうか? いやもちろんコードはあるのだけれど。
  • 1000人スピーカカンファレンス第6回について - 西尾泰和のはてなダイアリー

    今回、カンファレンス後の「次回予告」がありませんでしたが、わざとです。 第4回に僕がスタックオーバーフローしてしまったのを覚えている方もいるかと思います。主催者がイライラしているカンファレンスなんて面白くないですよね。そういうわけで「一旦運営から外れて休みたい」という話をid:amachangにしたところ、amachangも休みたいとのことだったので第5回が終わったらしばらくお休みすることにしました。 これで終わりにしてしまうつもりはないのですが、僕とamachangの二人では1ヶ月に1回のペースを維持することができないようです。どうすれば続けていけるかを考える必要があります。そして、少なくとも「カンファレンスの最後に次回予告をする」というのをキープしていてはそれまでに人数や会場をFIXしないといけないわけなので「変えていくこと」が難しいのです。 カンファレンス後の三次会で今後の運営につい

    1000人スピーカカンファレンス第6回について - 西尾泰和のはてなダイアリー
    minesweeper96
    minesweeper96 2008/05/26
    「「カンファレンスをやるときにはどういうことを考えればいいか」というマニュアルが作られれば、日本中でもっとカンファレンスが開かれるようになるかも知れません」
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