それでは、オフィスワークを主体とする工程管理を「実行可能性」の尺度にのせるための、7つの処方箋について説明しましょう。 まず、(1)計数管理に乗せにくい、という問題に対処する2つの方法です。 <処方箋A マイルストーンで追いかける> 数量ベースで進捗を測れないときは、マイルストーンで追いかける。これが工程管理の定石です。マイルストーンとは、スケジュール上の節目となるタイミングで、ふつうは最重要な経路(クリティカル・パス)上に置きます。受注設計生産の例でいえば、[設計レビューの通過] [承認図の提出] [長納期部品の購買手配] [全部品の納入]といった時点が典型的なマイルストーンです。そして、これらマイルストーンの予定日と、実績日を対比して進捗を見ていくのです。 <処方箋B 実績データを台帳化する> ここでいう「実績データ」とは、もちろん工程(スケジュール)に関する実績です。中でも重要なのは
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