10日午後、滋賀県竜王町でパラグライダーが高さ30メートルほどの高圧の送電線の脇にあるワイヤーに引っかかり、操縦していた男性が3時間余りにわたって宙づりになりましたが、無事救助されました。 10日午後3時50分ごろ、滋賀県竜王町綾戸で、鉄塔と鉄塔の間の高さ30メートルほどの高圧の送電線の脇にある落雷対策のワイヤーにパラグライダーの翼の部分が引っかかり、操縦していた男性が宙づりになりました。 消防が救助のためはしご車を出しましたが、はしごを近づけるには送電線の電気を止める必要があったため、男性の下にマットを用意して落下した場合に備えるとともに、送電が止まるのを待ちました。 そして、宙づりから3時間余りがたった午後7時すぎ、はしごを伸ばして男性を無事救助しました。 消防によりますと、男性は竜王町の59歳の男性でけがはなく、救急隊員に対し「午後3時半ごろ、現場から2キロくらい離れた田んぼから離陸