Web2.0とは何かを定義するのは難しいが,大きな流れとしてテクノロジからビジネスへと多くのエンジニアが視点を移していることは間違いないだろう。言語,設計,コンパイラ,ライブラリ,といった要素技術から,SOA(Service Oriented Architecture)の視点,例えばGoogle APIをどのように使ってサービスをミックスし,新しいビジネス価値を提供できるか,というサービスの視点がより時代に合ったものになっていると思う。エンジニアがビジネス・モデルに関心を示し,ビジネスの言葉で技術を語るようになってきているのだ。さらに,アジャイル開発の考え方が浸透し,「ビジネス価値(Business Value)」を開発の最優先とする考え方が広まっているという背景もある。 この連載では,このような時代におけるソフトウエア製品開発にはどういった視点が必要か,また,その開発はどのような手法によ
2009年5月末に米サンフランシスコで開催された開発者向けイベント「Google I/O」ではHTML 5が1つの話題だった。基調講演でグーグルは主要なWebブラウザで実装済みのHTML 5関連機能を紹介。WebアプリケーションのプラットフォームとしてHTML 5が確実に進化していることを印象付けた(関連記事)。 基調講演のデモンストレーションだけで“おなかいっぱい”だった私は、個別に行われたHTML 5関連セッションは(動画リンク)、念のためにその場にいただけ。講演が始まっても原稿執筆にいそしんでいた。もうHTML 5の解説は食傷気味。講演内容は上の空だった。 HTML 5の大きな機能追加といえばWebアプリケーションから利用できるローカルストレージや、スクリプトで生成・操作可能な2DベクトルグラフィックのCanvas、プラグインなしに動画プレーヤーを実現できるvideo/audioタグ
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