「櫻田血染ノ雪」の一場面(C)早稲田大学演劇博物館所蔵[映画.com ニュース] 11月2~3日、東京・京橋の東京国立近代美術館フィルムセンターでユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント「伝説の映画コレクション 早稲田大学演劇博物館所蔵フィルム特別上映会」が開催される。早稲田大学坪内博士記念演劇博物館が所蔵するフィルム11本を「日本映画の起源」「外国無声映画の魅惑」「知られざる映画史」という3つのテーマで上映する。 「日本映画の起源」では、日本初の映画スターとして知られる尾上松之助主演の「雷門大火 血染の纏」をはじめ、明治大正期の映画会社が製作した新派、旧劇映画を紹介、関東大震災を逃れた数少ない貴重な作品が上映される。「外国無声映画の魅惑」では、現在本国ドイツにも存在しないという、セカイフイルム社旧蔵のドイツ無声映画2本を上映、「知られざる映画史」で紹介されるのは、太平洋戦争末期に日