日刊ゲンダイがこれまで何度も報じてきたように、横綱白鵬(34)が日本国籍取得に動いていることが17日、明らかになった。白鵬は母国モンゴルに同国の国籍離脱を申請したという。つまり、帰化の準備が整い、正式に動きだしたということだ。当の本人は巡業先で、「今の時点でどうこう言うのはまだ早い」と話したものの、「あとは結果を待つだけ」とも言っている。事実上、帰化申請を認めたような発言だ。 ■国籍取得前から内弟子集め 白鵬はかねて、「引退後は親方になりたい」と公言。銀座に相撲部屋を持つ夢を語ったこともある。しかし、親方になるには日本国籍を取得しなければならない。これは相撲協会の規約にも記載してあることだ。 白鵬はこれを不満に思い、協会にさまざまな働きかけを行っていた。そのひとつが一代年寄制度。現役時代、特に功績のあった横綱は四股名のまま親方を名乗れる。貴乃花や北の湖が、その代表例だ。協会に105ある年寄
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