東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視発言をめぐり辞任へと進んだ中、にわかに“時の人”となった日本ラグビー協会理事の谷口真由美さん(45)。いきなり渦のど真ん中に放り込まれた形にもなりましたが「今がチャンスだと思っています」と語る真意とは。 ないものは「ない」と言わないと 今回の流れで20件以上、取材をお受けしました。 2019年からラグビー協会の理事に就任し、その道を突き進む。これは他の仕事をやりながらできるものでは絶対にないです。 それと、ラグビー経験がない私がその世界に入る際の一つの覚悟として、メディアの皆さんにご調整いただき、去年3月で全てのお仕事に区切りをつけさせてもらいました。 4月以降もいろいろな話題に対して、新聞やテレビの記者さんからコメントを求めていただくこともありました。でも「大変申し訳ないんですけど、新リーグの準備室長という肩書があり、個