中でも反響が大きかったのは、予想通りと言うべきか、第1回の「妻の容貌 カオとカネの交換システムとしての結婚」だった。 (興味のある方は、リンク先に飛んでお読みください。すでに読んでいる方も、もう一度どうぞ、と気軽に書けるのがインターネットのありがたいところである) 「妻の容貌」は、2002年2月に朝日新聞夕刊のコラム「時のかたち」に掲載されたエッセイで、手前味噌ではあるが会心の出来でもあり、それに前後を付け足して「結婚のかたち」の劈頭(へきとう)を飾らせていただいたのである。 幸い今回も好評だったが、感想のポイントがきれいに2つに分かれたのが私には面白かった。 1つは、「私の妻は美人ではない」と断言しながら、「私は、妻の容貌に不満を感じていないのである」と受けて、最後に「皆さん、もっと女性の誉め方を増やしましょう」と締め括る拙文の趣旨に賛同してくれたもの。 もう1つは、そうした趣旨の是非は
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