自己肯定感を持つことができないという方は、決して少なくないはず。 そこできょうは、『“自己肯定感”のスイッチが入る! 自分を受け入れる力』(午堂登紀雄 著、青春出版社)をご紹介したいと思います。 著者のことばを借りるなら、「自己肯定感を読み解き、コントロールし、いかに平穏な感情で平穏な日常生活を送るか」にフォーカスした一冊。 ちなみに本書では、自己肯定感を広い意味で定義しているのだそうです。 本来は、「自分は自分で大丈夫」「自分は自分なりに生きてよい」という、自分と自分の人生に対する信頼感のことですが、ほかにも、 「自分は他者に貢献できる人間である」という自己有能感 自分を大切にする自己愛 「自分はこういう人間である」というアイデンティティ 「自分はそれなりに価値がある人間である」という自尊心 といった、自分自身と世界に対する信頼感なども含めて「自己肯定感」で統一します。 なぜなら、これら