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ブックマーク / bunshun.jp (15)

  • 「お金を使う場所がない」「魚と卵で物々交換する」人口166人、都心から360キロ離れた“絶海の孤島・青ヶ島”のリアル | 文春オンライン

    ◆◆◆ 佐々木加絵さんが過ごす青ヶ島での日常 ――加絵さんは20年ほど東京土で過ごし、2019年に青ヶ島にUターンされたそうですね。現在はどのような生活を送っているのでしょうか。 佐々木加絵さん(以下、佐々木) グラフィックデザイナーをしながら、母が経営している民宿の手伝いや観光ガイドをしています。島民は、私のように複数の仕事を掛け持ちしている人が多いです。漁業と建設業を兼業している人や、牛を飼いながら焼酎を作っている人なども居ます。 YouTubeチャンネル「青ヶ島ちゃんねる」を運営する佐々木加絵さん ――2021年から格的に「青ヶ島ちゃんねる」を始めたきっかけは? 佐々木 以前から青ヶ島の魅力を動画で発信したいと考えていたんです。ただ、つい最近まで島のネット回線はADSLだったんですよ。スマホを使ったり、動画を観たりする分には問題なかったんですけど、動画を制作してYouTubeにあ

    「お金を使う場所がない」「魚と卵で物々交換する」人口166人、都心から360キロ離れた“絶海の孤島・青ヶ島”のリアル | 文春オンライン
  • 「プーチンは城に閉じ込められているようなものなんですよ」ロシアの未来と東アジア戦略《ついにウクライナ侵攻》 | 文春オンライン

    再三にわたる国際社会からの「ストップ」にもかかわらず、ついに起こってしまったこの事態。世界各国からロシアへの批判が巻き起こっているが、北方領土をはじめロシアと近接する日には、いま何が求められているのか。 軍事評論家で、東京大学先端科学技術研究センター専任講師の小泉悠氏のインタビューを、ここに再公開する(初出:2019年11月24日 以下、年齢・肩書き等は公開時のまま)。 2019年7月にロシアによる領空侵犯の舞台となった竹島 ©共同通信社 〈あまりに特殊な18世紀並みの国家観をもつ大国、ロシア。2020年以降、ロシアはどこへ行くのか。小泉氏は展望を次のように語る。〉 ――日からすると、中国ロシアと囲んだトライアングルの関係がどうなるかを考えなければいけませんね。 中国ロシアは有事に協力し合う関係、例えば尖閣諸島をめぐる有事にロシアの太平洋艦隊が駆けつけてくるような関係ではない。けど

    「プーチンは城に閉じ込められているようなものなんですよ」ロシアの未来と東アジア戦略《ついにウクライナ侵攻》 | 文春オンライン
  • 「つい自分の右サイドを壁側にしちゃうんです」 元女性警察官の“漫画家になっても抜けない”習慣の理由とは? | 文春オンライン

    事件や事故を無くす仕事に就きたい」と思い警察官に ――泰さんはもともと警察官だったそうですね。警察官を目指した理由は何だったんでしょうか? 泰 小さな頃から事件や事故のニュースを見ている時に、母から「こういうニュースは自分のことだと思って見ないといけないよ」ということを言われていました。そんなことを言われているうちに「じゃあ自分が大人になったら、こういう事件や事故を無くす仕事に就きたいなぁ」と思うようになって。それで警察官を目指しました。 ――なるほど。警察官になるには体力テストとかもありますよね。大変だったのでは…? 泰 警察学校に入るための試験は筆記と体力テスト、あと論文でしたね。体力テストは腕立て伏せと背筋、腹筋。それから反復横跳びとかもあったかなぁ。でも、テストの段階ではめちゃくちゃ厳しいとかはなかったです。警察学校に入ってからですね…恐ろしいのは。まずは逃げられないようにしてか

    「つい自分の右サイドを壁側にしちゃうんです」 元女性警察官の“漫画家になっても抜けない”習慣の理由とは? | 文春オンライン
  • 「評価値ディストピア」の世界をトップ棋士はどのように見ているのか | 観る将棋、読む将棋 | 文春オンライン

    ようこそ、「評価値ディストピア」の世界へ。将棋ソフトが局面を数値化して形勢を示す「評価値」、そして「暗黒世界(ディストピア)」を掛け合わせた言葉は、2020月7月のニコニコ生放送で佐藤天彦九段が発したものだ。これはソフトによる研究が過熱した結果、盤上が息苦しくなったことを意味する。将棋の戦術が先の先まで突き詰められるようになった結果、事前準備や序盤が緻密になり、棋士は戦う前に神経をすり減らすようになった。 同放送で、佐藤天彦九段は身振り手振りを交えて力説した。スナイパーに赤外線レーザーで常に狙われている。そこに触れようものなら相手の研究にハマり、ノーチャンスで負けてしまう。だから匍匐前進で慎重に慎重に、指していかなければいけないのだと。 将棋の進化は情報革命と密接に結びついている。データベースは定跡の整備を促し、ネット将棋で時間と場所を選ばずに練習できるようになった。そして、圧倒的な実力を

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  • “AI爆速翻訳”されたB級ケータイ小説が世界中で売れている理由とは | 文春オンライン

    「ワールドワイドウェブ! ネットサーフィンで世界のページを訪問できる!」といった夢の文言が飛び交ってから四半世紀近くが経ちました。外国語を翻訳するならGoogle翻訳やDeepL翻訳など、さまざまなサービスが登場し、かつては数万円かけてソフトを買って利用していたものよりもずっと高性能な翻訳サービスが無料で利用できるようになりました。 ドラえもんの「ほんやくコンニャク」が現実に Google翻訳を通してスマートフォンのカメラから看板や標識類を見れば、スマートフォンの画面でリアルタイムで翻訳結果が出てきます。家電量販店に足を運ぶと、話すと外国語で発声してくれるポケトークのほか、文章を読んで翻訳してくれるペン型スキャナ、リアルタイムに翻訳した言葉を音で出してくれるイヤフォンなどさまざまな製品が登場しています。どれも使ってみれば便利なもので、ドラえもんの「ほんやくコンニャク」が21世紀前半にして早

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  • 「ここまで大ヒットするとは思っていなかった」 “短尺はヒットしづらい”セオリーを覆した『PUI PUI モルカー』の“毒と癒し” | 文春オンライン

    今、SNSを中心に一大ブームを巻き起こしている短編アニメ『PUI PUI モルカー』(以降、モルカー)をご存知だろうか。 1月5日(火)、テレビ東京系の子供向けバラエティ番組『きんだーてれび』内で第1話が放送されるや、Twitterなどでじわじわと人気に火が付き始めた『モルカー』。1月12日の第2話放送後には、「モルカー」という単語がTwitter上で50万件以上呟かれ、瞬く間にファンアートがいくつも生み出されたほどだった。 作の大きな特徴は、劇中に登場するモルモットを模した“モルカー”と呼ばれる羊毛フェルト製のキャラクターたちの動きを、ストップモーションという技法で表現していることだろう。描いた絵をつなげて表現する一般的なセルアニメーションとは違い、実物の人形を1コマ1コマ地道に写真撮影して作り上げる技法で、制作に莫大な時間と手間がかかるのだ。

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  • 中国共産党の“スパイ養成機関”に潜入…「孔子学院」を6ヶ月どっぷり受講して見えた真実 | 文春オンライン

    アメリカのポンペオ前国務長官から「中国共産党による世界規模の影響力浸透工作の重要な一角」「プロパガンダ機関」などと名指しされ、日国内でも警戒感が高まる「孔子学院」。これは全世界150カ国以上で約550施設を展開している、中国政府肝いりの中国語・中国文化教育機関だ。日国内でも桜美林大学や立命館大学・早稲田大学などに合計15校ほどが開設されている。 2月6日に『現代中国の秘密結社 マフィア、政党、カルトの興亡史』を刊行して中華圏の陰謀に迫ってきたルポライターの安田峰俊氏は、なんと2020年9月から半年間にわたり、首都圏の某大学の孔子学院に潜入取材をおこなっていた。世間では「スパイ養成機関」とも呼ばれる機関をスパイした結果、見えてきた真実とは──? ◆ ◆ ◆ 「安田峰俊は立命館孔子学院の講師である」 題に入る前に書いておこう。私(=安田)は孔子学院と奇妙な縁がある。なぜならツイッターなど

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  • テレビっ子歴50年! 小説家・高橋源一郎「朝まで生テレビに出るわけないでしょ」 | 文春オンライン

    高橋 そうですか、それはご苦労さまです(笑)。 ―― 憧れの方を前にとても緊張してます……。高橋さんは特に初期作品でテレビ小説のモチーフにしたり、引用されることもあるので、テレビもお好きなんじゃないかと今日はお伺いしました。幼いときからテレビは家にありましたか? 高橋 1951年生まれなんですけど、テレビの最初の記憶といえば街頭テレビとか、おそば屋さんのテレビで流れている番組とかかな。テレビが家に来たのは小3の頃です。ですから60年頃の『ララミー牧場』とか『うちのママは世界一』とか、ああいうアメリカンホームドラマはなめるように観てました。日のドラマは生放送も多かったんですよ、あの頃は。だからNHKの『事件記者』とかもよく憶えているし、クレイジーキャッツのお昼のバラエティ番組も生で観てました。そうだ、あと小学校の教室にテレビが置いてあったんだよね。教育番組を観せるためだと思うんだけど、『

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    minus9d
    minus9d 2020/02/12
  • 業界騒然! 東海地方限定番組「さよならテレビ」は何がすごいのか? | 文春オンライン

    稿を書くきっかけとなったのはある飲み会だった。 私は仕事仲間の映像プロデューサーと、在京キー局の社員である20年来の友人と3人で飲んでいた。仕事柄3人ともドキュメンタリーが好きで、最近観たドキュメンタリー番組や映画の話で盛り上がった。最初は楽しく飲んでいたのだが、不穏な空気が流れだしたのは、東海テレビが制作した「さよならテレビ」の話題になってからだった。 「あの番組はありえない」「放送したことには大きな意味がある」 キー局の社員が、「あの番組はありえない」と批判を始めた。それもかなり強い口調で、全否定と言ってもいい論調だった。彼は話しだしたら番組を思い出して「また怒りが沸いてきた」とまで言い出した。私が「あの番組はすごい作品だった。放送したことには大きな意味がある」と反論すると、火に油を注いだようで、さらに強い言葉で言い返してきた。私も腹が立ち、冷静な議論ではなく、口ゲンカのような状態に

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  • 中国の奥地に住む「ラブドール仙人」に弟子入りした話 | 文春オンライン

    ルポライターの安田峰俊氏は先日、『週刊文春』8月16/23日号に、中国の成人向けグッズ市場の現況を伝える「日中エロ戦線、異状あり」と題した異色の記事を寄稿した。 自宅のリビングでラブドールたちをお披露目する仙人(右)。左手前が最愛の小雪ちゃんである。なお、中央のジャージのドールのヘッドは日メーカーのLEVEL-D製、他のドールはすべて中国メーカー製だ ©安田峰俊 その取材の陰には、3日間をかけて取材相手に密着して驚くべき体験を積み重ねたものの、誌上の原稿には充分に反映しきれなかったという、いわくつきの物語があったという。 対象となったのは60歳の男性だった。中国深南部の内陸地帯、貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州恵水県の人里離れた山中で8体のラブドール(ダッチワイフ)と共同生活を送るという、中国のネット上でも名を知られた奇人である。安田氏はこの「ラブドール仙人」の自宅にホームステイし、魂の交

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    minus9d
    minus9d 2018/09/07
  • 「なぜ高畑勲さんともう映画を作りたくなかったか」――鈴木敏夫が語る高畑勲 #1 | 文春オンライン

    高畑さんが亡くなり、「お別れの会」を終えたいまも、気持ちが収まる気配がありません。徳間康快や氏家齊一郎さん、あるいは親父やお袋が死んだときも、葬儀を終えてしばらくしたら、心の整理はついたんです。ところが、今回はなかなか落ち着かない。気がつくと、すぐそこに高畑さんがいるんですよ。こんなことは生まれて初めてです。それだけ強烈な人だったということなんでしょうけど、正直なところ困っています。 お別れの会でも話しましたが、高畑さんと僕は最後の最後まで監督とプロデューサーでした。ある種の緊張関係がずっとあったんです。 鈴木敏夫(スタジオジブリ 代表取締役プロデューサー) ◆ ◆ ◆ 最初にじっくり話をしたのは、高畑さんが『じゃりン子チエ』を作っているときでした。当時の僕は『アニメージュ』の編集者。制作会社テレコムがあった高円寺の喫茶店でインタビューすることになりました。席に着くやいなや、高畑さんは先制

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  • 元気がないのが取り柄 トリプルファイヤー吉田が語る「タモリさんと星野源さんのこと」 | 文春オンライン

    吉田 大森靖子さん主催で近くのバンドマンを集めた大喜利大会みたいなのがあって、それが初めてですね。 ―― やってみてどうでした。 吉田 自分できるじゃんっていうか。高校の時にも友達とやってたんですけど、答え出すのめちゃくちゃ恥ずかしかったし、この時も大丈夫かなぁと不安だったんですけど、結構できるんだなと思いましたね。 ―― テーマに基づいた「あるあるネタ」を“共感詩”として発表する『共感百景』のイベントにはどんなきっかけで参加することになったんですか。 吉田 作家の方が何かで音楽を聴いてくれて、歌詞が『共感百景』に合ってんじゃないかって呼んでくれたみたいなんですけど。 ―― 毎回のように「優秀共感詩」に選ばれてますけど、やっぱ自分でも得意だなって感じですか。 吉田 そうですね、力を無駄なく伝えてるって感じがこう、これは打ち方わかるなっていう(笑)。打てない時もあるんですけど。でも、お客さん

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  • トリプルファイヤー吉田のダメっぷり「寝過ごして『いいとも!』観てた大学時代」 | 文春オンライン

    吉田 そうですね。 ―― そのメンバーというのは、その大喜利をやってたメンバーとは違うんですか。 吉田 それは違いますね。軽音部とかもなかったので、ただクラスで知り合った人に「やろうよ」って言って、そこから「あいつもやりたいって言ってる」とかつながっていって組んだ感じです。 ―― その時もボーカルだったんですか。 吉田 その時はギターです。僕もたまに歌ってたんですけど、基もうひとりが歌ってました。ブランキーとか、ビートルズとか。その時の流行ってるやつのコピー、エルレガーデンとかジャパハリネットとかもやりましたね。ちょっとモテたいみたいなのは結構ありました(笑)。 ―― 実際モテました? 吉田 いや、文化祭に一回も出れなかったんですよね。 ―― 出れなかったというと? 吉田 オーディションがあって、普通に毎年落とされて。 ―― え、学祭でオーディションがあったんですか? 厳しい(笑)。 吉

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  • “ポスト星野源”トリプルファイヤー吉田が明かした高1時代の「黒歴史」 | 文春オンライン

    吉田 え、いいんですか?(喜) じゃあ、ビールお願いします。 ―― 幼い頃ってテレビは好きでしたか。 吉田 好きでしたね。最初の記憶は『にこにこぷん』とか『ドラえもん』。小学校になると『世界まる見え!(テレビ特捜部)』を毎週録ってて。テレビで観るのに、ビデオでも録っとく癖がついてました。保存したいっていう。 ―― ビデオで繰り返し観るんですか。 吉田 いや結局あまり観ないんですけど……(微笑)。なんか世界のすごい情報が集まってるから、録っとく価値はあるんじゃないかって。 ―― とりあえず録っておく(笑)。 てれびのスキマさん 吉田 あと『世にも奇妙な物語』とかも好きで。その後は『HEY!HEY!HEY!』とかを姉ちゃんと観てました。ダウンタウンが好きでしたね。 ―― ダウンタウンはだいたいいつ頃から観てましたか。 吉田 小3、4ぐらいですかね。 ―― 『ごっつええ感じ』には間に合っていたん

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  • 戦争を描くのが怖かった私に、水木しげる先生が教えてくれたこと 漫画家・今日マチ子が「戦争」を描く理由 | 文春オンライン

    戦後72年。かの戦争体験の声が次第に聞けなくなっている今、証言者たちの“孫世代”の中に、声を拾い、研究を深め、表現をする人たちがいる。 戦争から遠く離れて、今なぜ戦争を書くのか――。 インタビューシリーズ第3回は漫画家の今日マチ子さん。2004年から始めたブログ「センネン画報」で注目されて活躍する中で、沖縄ひめゆり学徒隊から想を得て描き、「マームとジプシー」によって舞台化もされた『cocoon』や、『いちご戦争』『アノネ、』『ぱらいそ』と、少女たちの戦争を描き続けている。繊細なタッチそのままに、なぜ戦争を描くのか、理由を伺った。 ◆ ――デビュー作の『センネン画報』をはじめ、今日さんの作品は淡く儚げな少女たちの日常をテーマにしているものも多いと思います。一方で、それとは全く違う「戦争」という非日常を描きはじめたのはどうしてなんですか? 今日 私が初めて戦争をテーマにしたのは、ひめゆりの女の

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