発展途上国や、政情が不安定な地域では、国際機関や非政府組織(NGO)の活動も困難を極める。透明性やコスト削減を目的に、さまざまな機関がブロックチェーン技術の使い道を模索している。 マレーシアを拠点とするスタートアップ「インサイトメント(Incitement)」は企業のCSR活動、NGOなどの非営利組織、個人のボランティアの3者をブロックチェーン技術を活用したプラットフォームで結ぶことにより透明性と効率性を高め、さらに「CSRトークン」を発行することによりCSR自体の価値を高める事業「インパクター(Inpactor)」を6月中旬にローンチする。共同創業者でCEOのダニエル・デ・グルーシャーに話を聞いた。 ─「インパクター」の仕組みは? 2種のトークンを利用する。まずNGO/NPOがプロジェクトの詳細をインパクターにアップロードする。この時点で多くの情報が必要だ。どのようなボランティアが何人必
企業が事業を行う上で、利潤を追い求めるだけではなく、社会の健全な発展にも貢献すべきという考え方をCSR(企業の社会的責任)と呼ぶ。昨今CSRの重要性は高まりを見せており、業績にも大きく影響を及ぼすようになってきた。 ある調査によると、消費者の80%が、似たような価格と品質の商品を見たとき、世のためになることを支援しているブランドを選ぶという。また、ミレニアル世代では、社会貢献や環境問題に積極的に取り組むブランドの商品やサービスに、より多くのお金を支払うと答える人が55%(2014年)から66%(2015年)と、大幅に増えていることがわかっている。 一方で、そういった社会問題に取り組む非営利団体の多くは運営資金が限られており、資金不足を避けるため企業の支援を受けていることもあるのだが、資金調達の際の透明性の欠如や一部の背信的な行為により、信頼性の低下に苦心しているという。 そこでマレーシア発
機器の外観やグラフィックのデザインの仕事には、直感と感性、そして描画や造形のスキルが重要だ。だが、近未来のデザイン領域のデザイナーにとっては、それらや、人間工学や認知工学の知識だけでなく、洞察力や論理的思考能力、つまり理知的側面が重要だと考えている。 黒須教授 2018年8月28日 直感と感性とスキルによるデザイン ともすると、デザインの仕事は直感と感性とスキルで進めていくものだと思われがちだ。最近ではオフィスでの服装は比較的自由になってきたようだが、以前は、柄シャツやTシャツ姿で職場にいるような人たちは大抵デザイン部門の人と決まっていて、感性にあふれていることを服装でもアピールしていた。 たしかに機器の外観やグラフィックのデザインには、直感と感性、そして描画や造形のスキルが重要だ。しかし、それでも最小限度の人間工学や認知工学の知識は必要で、さらに近年ではユーザ調査のスキルも必要とされるよ
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