日本の出生数は過去最低を更新、少子化のトレンドが続いている。厳しい市場環境であるにもかかわらず矢野経済研究所によると2017年の国内ベビー用品・関連サービス市場規模は前年比6.7%増の4兆19億円と推計される。注目されているのは、IT技術を活用して妊娠や育児関連を効率化するベビーテックである。 毎年1月に米国ネバダ州ラスベガスで開催され、18万人超が訪れる電子機器の見本市であるコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)では、ここ数年ベビーテックブースが設営されている。ベビーテック市場を牽引する最先端サービスが出展し、各種イベントが開催され注目を集める。 2019年CESでのBaby Tech Awards受賞サービスは5つ。どのガジェットもアプリと連携しているのが共通点で、なんとも便利そうなアイテム。今後日本市場での販売開始が楽しみな受賞商品を紹介する。 いつでも、どこでも赤ちゃん