2008年の急激な景気悪化を目の前にして、今後のIT投資のあり方を根本から考え直す企業も多いのではないだろうか。コストをかけてモノを増やし、自前で運用管理していく情報システムは、今後の経済情勢とビジネス環境を生き抜くために本当に有効なのだろうか? その疑問に対する答えのひとつがSaaS(Software as a Service)だ。この「持たざるIT」は2009~10年以降、ソフトウェアに限らない「X」を提供するXaaSに進化しながら成長すると考えられる。変化するSaaSおよびXaaSの動向を注意深く見つめ、それらが実現する「規模の経済」を、自社にどのように採り入れるかが、新たな競争の時代を生き抜くカギとなりそうだ。 ※「SaaS/経済危機下の2009年は「SaaS」離陸の年に」の記事を一部ご紹介します。会員登録を行い、 ログインすると、「SaaS/経済危機下の2009年は「SaaS」離