アサヒフレックスIA型 旭光学工業が初めて製造したカメラで、日本の一眼レフカメラ端緒となったシリーズ。ウエストレベルファインダーを備え、後にM37マウント(内径37mmのねじ込み式マウント)とも呼ばれる独自のレンズマウントを採用。ただ、当時の一眼レフカメラ全般に言えることだが、まだレンジファインダーカメラ(以降、RF機と記述)などとは機動性等に隔たりがあった。よって当シリーズも、視差のない近接撮影や、RFでは困難な大望遠レンズでの使用等、学術用などのどちらかと言えば一部の特殊な撮影用途向けであった。 「ペンタゴナル・ダハ・プリズム搭載」を搭載した一眼レフカメラシリーズ。レンズマウントプラクチカスクリューマウント(通称M42マウント。以降は「PSマウント」と記述する。)を採用。 国産カメラとしてはオリオンカメラ(後のミランダカメラ) のミランダTシリーズに続いて2番目のペンタプリズム採用機で