ひとくくりにはできません。 アメリカの国土は日本の約25倍。広大な国だけにそれぞれの地域に異なる特色がありますが、教育水準は地域によってどれくらい違うのか? ステレオタイプや偏見を抜きにして、国勢調査に基づく数字を地図の上で確認してみましょう。 この地図は米国勢調査局の新しいインタラクティブなデータマッピングツールを使って、アトランティック誌が作成したもの。各州の各郡で26歳以上の成人のうち、高校卒業あるいはそれと同等のプログラムを終了した人の割合を示しています。濃い色ほどその割合が高く、薄い色ほど低いことを表しています。 こうして見ると南部は高校を卒業する人の割合が少ないですね。アトランティック誌はメイソン・ディクソン線からテキサスにかけて色の薄い部分を「南部のドロップアウト・ベルト」と呼んでいました。 一方、下の地図は大学を卒業した人がどこに集中しているかを表したもの。やはりというか、