就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアが学生の「内定辞退予測スコア(=キーワード解説)」を算出していた問題で、同社が外部サイト「楽天みんなの就職活動日記(みん就)」利用者の閲覧履歴を取得し、「ビジネス検証」を行うという名目でスコア算出に使用していたことが分かった。リクルートキャリアが社外の就職関連サイトからも網羅的に学生のデータを収集し、内定辞退予測の精度を高めていた実態が明らかになった。 「楽天みんなの就職活動日記」のサイト画面 2017年に検証使用 本紙が入手したリクルートキャリアの内部資料によると、同社は2017年8月時点で楽天みん就から利用者の閲覧履歴を取得。契約企業から提供を受けた採用選考応募者の情報や、リクナビの会員情報などと照合し、内定辞退予測の精度を検証していた。 リクルートキャリアは取材に対し「楽天とは、個人を特定できない方法によりビジネス検証を行うことで
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