普通、銃弾の宣伝というのは、ちょっとボカした内容になるのですがG2 Research社の開発したRIP弾はこのタブーを破り、対人破壊能力を前面に押し出したことで売り切れ続出の大騒ぎになっているようです。 G2 Research社の開発したRIP弾は「Radically Invasive Projectile(劇的な侵襲力をもつ弾頭)」の頭文字をとったもの。 弾丸の性能には「貫通」と「破壊」の2つの指標がありますがこの2つは相反するもの。例えば貫通力を高めるにはタングステンのような重たく硬い素材を使いますが、あまりに硬いとターゲットに当たった時に変形せずターゲットの内部を破壊する力が小さくなってしまいます。逆に破壊力を狙っていくと、貫通力が下がります。 強盗などに備える「ホームディフェンス」では、壁や家具の向こうにいる人間を撃つ貫通力、そして限られた弾数でターゲットを確実に止める破壊力が求め