これからことあるごとに言っていきたいのだけど、民主主義の最大のリスク(のひとつ)は世論が沸騰し合理的な判断ができなくなること。ゼレンスキーはその点で西欧諸国にきわめて効果的なハイブリッド戦争を仕掛けている。ロシアに、ではなく西欧諸国に。ロシアに対しては機能しないから。1/2
世界にはいろんなひとがいる。いいやつも悪いやつもいる。愛も暴力もある。それを知るのが文学を読むとか映画を見るとかいう経験で、それが人文知なるものの原点だと思っていたぼくからすれば、世界を善悪で分けることに忙しい最近の人文学はもはやまったく人文的に見えません。
ぼくとしては、人文系の人間がみなこんな無責任ではないことを、ぼくの仕事(ゲンロン/シラス)を通じて少しでも多くのひとに知ってもらいたいという悲しい気持ちしかない。いい年齢のちゃんとした肩書きの人たちがなんでこんな無責任なんだろう。
感染者数が増えると医療逼迫するというなら、がん患者が増えても医療逼迫するし、肥満が増えても医療逼迫するし、交通事故が増えても医療逼迫する。というかそもそも高齢者が増えれば当然医療逼迫する。医療逼迫しないことを目的にするという言説自体がぼくはどうも受け付けないんですよね。
いま話題の件だが、ことの是非以前に、深夜に速攻でサイモンヴィーゼンタールセンターに通報し、非難声明を出させたのが日本の防衛副大臣であることに大きな衝撃を受けている。政府の人間なら、国外の団体に通報するまえに、まず五輪組織委員会に調査と対応を指示するべきではないのか。
「彼らには世界の複雑さへの恐れがない。彼らは「とにかく面白ければいい」ならぬ「とにかく正しければいい」という病にかかっている。このように指摘するのはポリコレ疲れでも冷笑でもありません。リアリズムです。」
またどうせ批判されるのだろうと思いながら呟くが、いま世界的に起きている市民運動の若年齢化は、運動の広がりだけでなく、運動の「ショー化」もまた意味していると思う。指導者が若ければ若いほどメディアは喜ぶしSNSも活気付く。しかしそれだけでもある。
日本は徹底して反知性主義の国(頭いいひとや上品なひとをバカにする国)で、そこがいいとこでもあるからね。アニメとかニコ動とかそういう国だから栄えてるわけでね。むずかしいですよね。
案の上避難民の気持ちを考えろ!的条件反射的批判が来ているが、実はこれ上がった観客の方も避難民なんですよね。。。RT @hazuma: 第2会場で歓声が。原発事故麻雀、タンヤオドラ6でレベル7のメルトスルーが出た模様。賠償金6000億円オールらしいw
なんといっても話題を呼んだのは、カオス*ラウンジの新作「福島第一原発麻雀化計画」。プレイヤーが電力会社になり、原発事故を起こすことで寄付金を集め勝利するというブラックユーモア。東電や被災者の方も苦笑しつつ楽しんでくれたのが印象的。公的な美術館ではこんなのは絶対展示できませんね。
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