Mikhail Klimentyev/Russian Presidential Press and Information Office/TASS ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアの詩や外国の古典的作品を随時引用するのが好きだ。その愛読書のなかには、子供向けのおとぎ話もあれば、大部の歴史的著作もある。 プーチン大統領の蔵書には、フョードル・ドストエフスキーやウラジーミル・ナボコフの小説から、レフ・グミリョフの『地球の民族形成と生物圏』、古代中国の『易経』にいたるまで、さまざまな本が含まれている。 大統領は、アレクサンドル・プーシキンからセルゲイ・エセーニンまで、ロシアの詩人を愛読している。また、ドイツ語が堪能で、ハインリヒ・ハイネとヴォルフガング・ゲーテの詩も大いに評価する。 しかし大統領は、自分に関する本は一冊も読んだことがないと言っている。理由は、そんなものを読まなくても
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