米ノースウエスタン大学の学長は3日、キャンパス内で行われた性行為のデモンストレーションについて、徹底的な調査を開始することを明らかにした。 同大学の学生新聞デーリー・ノースウエスタンによると、問題となっているのは2月21日に行われた課外授業のイベント。100人以上の学生の前で、男性が婚約者である裸の女性に性具を使ったとされる。 ノースウエスタン大学のモートン・シャピロ学長は声明で、イベント内容は「非常に誤った判断だ」と批判。大学関係者の多くは今回の騒ぎに不快感を示しており、自分もその1人だと述べた。 このイベントは参加自由で、過激な内容が含まれることが事前に学生に通知されていた。担当教授のJ・マイケル・ベイリー氏は学生に宛てた電子メールで、課外授業では性について興味深い観点から語ることになっていると説明。伝統にとらわれない方法には有益な面もあるとし、学生の反応は「一様にポジティブ」であると