野田聖子・自民党前総務会長 (9月の自民党総裁選で推薦人の申し出は)最大で24人いた。親しくしている先輩議員で「実はまだ(選挙の)公認が出ていないので(推薦人になれない)」という人も何人かいた。私を推薦したいという人が(安倍陣営からの切り崩しにあって)号泣され、本当に申し訳なかった。 (安倍政権の女性政策は)息切れ感がある。希望出生率1・8も意味がわからない。この数字は無理。産めない人への配慮をなくすような話より、望む人を親にできる国家を目指すべきだ。普通に妊娠出産する、私のように人の力を借りて親になる、養子縁組で国内外の子どもたちを育てていく。そういうふうに、多種多様にしないと。 (歌手で俳優の福山雅治さんと俳優の吹石一恵さんの結婚公表を受け、菅義偉官房長官が女性の出産を促す発言をしたのは)センスが悪い。産めない事情がわかっていないのかなと。(4日、BS日テレの番組で)