用語「相関係数(ピアソンの積率相関係数)」について説明。相関係数とは2つの変数間の関係の強さと方向性を表す、1~0~-1の範囲の数値。1(強い正の相関)では、2つの変数が強く同方向に連動する。-1(強い負の相関)では強く逆方向に連動する。相関なしでは、連動しない。 連載目次 用語解説 数学/統計学/機械学習における相関係数(correlation coefficient)とは、2つの変数間の関係の強さと方向性(=相関:correlation)を表す、1~0~-1の範囲の数値である。1に近い値は「強い正の相関」、つまり2つの変数が強く同方向に連動することを意味する。0.3など0に近くなるほど相関は弱まっていき、0に近い値は「相関なし」、つまり2つの変数が連動しないことを意味する。また、-1に近い値は「強い負の相関」、つまり2つの変数が強く逆方向に連動することを意味する。 相関係数には主に、線