2つのリング状の像が並べられこちらの画像、左側の像は目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。これは「おとめ座」の方向約5500万光年先にある楕円銀河「M87(Messier 87)」の中心にある超大質量(超巨大)ブラックホール「M87*」を電波で捉えた画像です。国際研究グループ「イベント・ホライズン・テレスコープ(Event Horizon Telescope:EHT)」から2019年4月に公開されました。 【▲ EHTが観測した超大質量ブラックホール「M87*」の2つの画像を比較。2019年4月に公開されたもの(左)と、機械学習モデル「PRIMO」を用いて再構成されたもの(右)(Credit: L. Medeiros (Institute for Advanced Study), D. Psaltis (Georgia Tech), T. Lauer (NSF’s NOIRLab