
[速報]マイクロソフト、Windows Subsystem for Linux(WSL)のコードをオープンソースとしてGitHubに公開 マイクロソフトは日本時間5月20日未明に開幕したイベント「Microsoft Build 2025」で、Windows上でLinux環境を構築するWindows Subsystem for Linuxのコードをオープンソースとして公開したことを発表しました。 GitHubのMicrosoft /WSLリポジトリのRelease 2.5.7でコードが公開されており、ユーザーは自身でコードをビルドをすることや、独自のカスタマイズなどが可能になると説明されています。 WSLは、Linuxカーネルを軽量な仮想マシン内で実行することによりLinuxのシステムコールを処理しているため、Windows上でフル互換のLinuxシステムコールを備えています。 これによりW
Today we’re very excited to announce the open-source release of the Windows Subsystem for Linux. This is the result of a multiyear effort to prepare for this, and a great closure to the first ever issue raised on the Microsoft/WSL repo: Will this be Open Source? · Issue #1 · microsoft/WSL. That means that the code that powers WSL is now available on GitHub at Microsoft/WSL and open sourced to the
2024年6月10日 長年にわたりISOイメージ形式で配布してきた「Ubuntu日本語Remix」ですが、Ubuntu 24.04 LTSではリリースしないことに決定しましたのでお知らせします。 理由は以下の通りです。 新しいインストーラー採用に伴うカスタマイズ難易度の増加 Ubuntu 24.04 LTSから新しいインストーラーが導入され、ISOイメージのファイル構成が変更されました。この変更により、ISOイメージをカスタマイズすることが難しくなりました。 多言語ライブ環境の非対応化 Ubuntu 24.04 LTSの公式ISOイメージは英語以外のライブ環境に対応しておらず、日本語ライブ環境を実現するためには大きな変更が必要となりました。 Ubuntu日本語RemixのISOイメージの主な利点は、日本語ライブ環境が使えること、およびインターネット未接続状態でも日本語のデスクトップ環境をス
以下の文書はBashを使う前提の話。 Bashにはコマンド置換(Command substitution)というのがある。$(another-command)のように、$()でコマンドを括る記法だ。これを利用すると、括弧で括られたコマンドが実行され、その標準出力が文字列として取り出され、$()全体を置き換える。シェルスクリプトでは非常によく見る技術だ。 この$()でファイルの内容を読み出すというのを最近見た。このような用法は非常によく見る。 foo-command $(cat params.txt) しかし、より良い書き方があるのでこれを提唱したい。$(< params.txt)と書くことで全く同等のことができる。しかも速いのでこちらのほうが完全に上位互換となる。 foo-command $(< params.txt) この方法はBashのドキュメントのコマンド置換のコーナーにちゃんと書か
はじめに GMO NIKKOの吉岡です。 みなさん、生成AIは活用してますか? ChatGPTに始まり、Claude3やGeminiなど、実用的なAIがどんどん出てきてますね。 自分も使ってはきましたが、課金が気になってしまいます。 これではサービスに組み込むことは難しいですよね。 そのためローカルで動くLLMを追ってきましたが、今年に入って実用的な日本語を返すことができるモデルがいくつか出てきているので、サーバー構成からインストール方法、LLMの起動まで紹介しようと思います。 ローカルLLMを動かす上で一番重要なのはGPUのVRAMです。 LLMは7B、13B、70Bモデルが多いですが、量子化しない場合、必要なVRAM容量は動かすモデルの大体2倍なので、13Bモデルでは26GのVRAMが必要です。 NVIDIAのGPUを使ったCUDAが前提になっているのですが、一般向けでは24Gモデルが
はじめに WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)は、Microsoft Windows上でLinuxカーネルを直接実行できるようにする機能です。 この記事ではWSL2環境にDockerを導入しGPUを用いた機械学習環境を構築する手順を紹介します。 構築イメージは以下の図の通りです。NvidiaGPUを搭載したマシンにWSL2環境を構築します。Dockerを用いてコンテナを用意し、CUDAは各コンテナ内のCUDA Toolkitを用いて利用します。 今回開発するPCのスペックは以下の通りです。 Windows 11 Windows version: 22H2 GPU:NVIDIA Geforce RTX 3060 12GB 設定 1. WSL2を有効化 デフォルトではWSL2環境が無効化されている可能性があるので、始めに有効化しておきましょう。 「コントロール
Ubuntu 24.04 LTS “Noble Numbat”のリリース 2024年4月25日(現地時間)、Ubuntu 24.04 LTS “Noble Numbat”、『高貴なフクロアリクイ』がリリースされました。Linuxカーネル6.8とGNOME 46をベースに、さまざまな更新を加えたLTS(Long Term Support)リリースです。 そのままでも5年、有償サブスクリプション(5システムまでは無償)であるUbuntu ProによるExpanded Security Maintenance(ESM)を利用することでさらに+5年(合計10年)、Ubuntu ProのオプションプログラムであるLegacy Supportを用いることでさらに2年の、合計12年間の利用が可能です。 Ubuntu 24.04 LTS Noble Numbat | 20 years o
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Ubuntu Weekly Topics Ubuntu 24.04 LTS(noble)の開発 / xz-utils問題(CVE-2024-3094)への対応のためのベータ延期とMilk-Vサポート noble(Ubuntu 24.04 LTS)の開発 / xz-utils問題(CVE-2024-3094)への対応のためのベータ延期とMilk-Vサポート 3月末、Linux界隈に「xz-utils(xz/liblzma)にバックドアが仕込まれている」という衝撃的なニュースが駆け巡りました。CVE-2024-3094として識別されるこの問題は、「xz/liblzmaのtarballに、悪意あるバックドアを仕込む細工が行われていた」というものです。 この問題への対応として、Ubuntuではnobleのベータリリースを一週間遅らせ、(問題のあるxz-utilsのコードを除外することはもちろん
概要 WSL2 を使って,Python3 の実行環境を整備する方法をまとめました. 本記事では pip を用いた仮想環境を構築していきます. 利用可能になるまでの所要時間 Python3:0分 ($\because$ インストール済み) pip3:10分 実行環境:Windows 11 WSL2 のインストール方法については以下の記事をご覧ください. 目次 WSL2 上での Python3 の利用 pip3によるライブラリ管理のための準備 仮想環境の構築 仮想環境下での pip3 を用いたライブラリ管理 1. WSL2 上での Python3 の利用 WSL2 では python3 がデフォルトで実装されており,インストール不要です. 試しに Ubuntu のターミナルから python3 --version と入力してみましょう.
Ubuntu Weekly Topics Ubuntu LTSの「12年サポート」の可能性、Ubuntu 24.04 LTS(noble)の開発 / GNOME 46への切り替えと古いリリースのメンテナンス 「12年サポート」の可能性 昨年のUbuntu Summitにおいて、Destination LinuxがMark Shuttleworthへの独占インタビューを行っており、最近この内容が公開されました。このインタビューの中に非常に興味深い発言が含まれています。 その内容は「今後のLTSにおいては『少なくとも12年』のサポートの提供を予定している」というものです。現時点ではまだUbuntu/Canonical的なアナウンスはなく、確定された情報ではない点で不明瞭な面はありつつ、次のようなことは言えそうです。 24.04 LTS(と、すでにリリースされているLTSのうちひとつ)は12
明日4月21日にリリースされる予定のUbuntu 22.04 LTSの大きな変更点をかいつまんでお知らせします。 Ubuntu 22.04 LTS 4月21日にUbuntu 22.04 LTS(Jammy Jellyfish)とそのフレーバー(公式派生版)がリリースされる予定です。今回はそのUbuntu 22.04 LTSの新機能についていくつかピックアップして紹介します。 単独記事としても読めますが、『Software Design 2022年5月号』第3特集でUbuntu 22.04 LTS(デスクトップ)の変更点を8ページ、Serverの変更点を7ページ紹介しており、この特集を補う内容となっています。Ubuntu 20.04 LTSからの差分になっているので振り返りにもいいですし、デスクトップ記事には用語集が、サーバー記事には『はじめてのUbuntu Server入門』が掲載されて
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