mitahiroshiのブックマーク (95)

  • 「自決しろ」「自決するな」という戦争中の発言について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    以下のところから。 →沖縄戦の実相―「つくる会」による改ざんの動きをめぐって:paper78(林 博史) この一連の教科書問題を通じて、「集団自決」という言葉そのものに問題があると指摘され、それに代わって“日軍に強制された「集団死」”という言葉を使うことが提起されるようになった。「集団自決」という言葉は、戦争中から使われていた言葉ではなく、先に紹介した『鉄の暴風』で使用されて以来、使われるようになった。「集団自決」という言葉を使わないように提起している人たちは、「自決」という言葉には住民が自ら進んで命を絶ったという意味が込められており実態とは違っている、巻き添えになった人たちもいるし、特に子どもはみずから決断したわけではない、またこの言葉を使うことによって国や右派から、国のために自ら犠牲になったという殉国美談に解釈される余地を与えたという批判がなされている。 →自決か玉砕か……「梅澤裕『

    「自決しろ」「自決するな」という戦争中の発言について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
    mitahiroshi
    mitahiroshi 2008/04/07
    はてなサヨク、集団リンチ、人間腐ってる→「人格攻撃、厭味、嘲笑、レッテル、罵倒」じゃないのか、その言い草は。
  • 「藁人形」をとりあえず作ってみて、フクロにしてみて勝ったつもりになっている人について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    見出しは演出です。 ここは割と興味深く読めました。 →歴史修正主義の手法 - 歴史学者の議論をその裏付けが自分の調べた範囲で見つけられなかったことを根拠に勘違いだろうと判断する人物 - Close to the Wall 関連テキストとして読まなければいけないがあるので、ちょっと時間が欲しいところ。『証言沖縄「集団自決」―慶良間諸島で何が起きたか (岩波新書 新赤版 1114)』は読むけど(読まないと否定的であれ肯定的であれ、言及は難しいです)、『銃後の風景―ある兵事主任の回想』はさらに時間があった時にでも。 まぁ後者のはぼくも一応紹介はしているのですが、まるでぼくがそのの存在を知らないかのような書かれぶりは困った。 →相変わらず疑問が解決していない「兵事主任」「兵器軍曹」について - 愛・蔵太のすこししらべて書く日記 以下のなどはちょっと興味を持ったので読んでみたいと思いました。

    「藁人形」をとりあえず作ってみて、フクロにしてみて勝ったつもりになっている人について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
    mitahiroshi
    mitahiroshi 2008/04/05
    「君らは藁人形をつくって批判したつもりになっている」と学生の頃、よく上から目線で批判された。革マルの学生に。
  • そもそも民間人に降伏勧告させる軍隊がどこの国にあったかという話 - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    以下のテキストから。 →沖縄戦集団自決 - くわばら手帖 集団自決が起きなかったシムクガマの例はリンクだけですが、 →シムクガマ シムクガマ このガマには、たまたまハワイ移民帰りの二人の男性がおり、この人たちがいたことでチビチリガマと全く正反対の結果をもたらすことになった。英語が話せたため、ガマが米軍に包囲されたとき、彼らがガマを出ていき米軍司令官に「中には民間人しかいない」と交渉、また住民に対しても米軍は捕虜に対してひどいことはしないと説得した結果であった。そのガマでどのような交渉があったかは知ることはできないが、米軍上陸一日目に1000人全員が生還したという事実だけは残っている。 以下のテキストについて少し触れておきます。 現に投降を呼びかけた住民をスパイ扱いで切りつけたのは、当の軍上官だったではないか。 これに関しては、ぼくの以下のエントリーでも語ったことですが、 →沖縄の人は「降伏

    そもそも民間人に降伏勧告させる軍隊がどこの国にあったかという話 - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
    mitahiroshi
    mitahiroshi 2008/04/04
    重要なのは民間人が軍使をつとめたかではなく、自国の非戦闘員をスパイ容疑で裁判もなしに殺したことの方だと思うのですが。
  • 平野啓一郎に嫉妬しない - jun-jun1965の日記

    こないだ、若くして修士論文をにした人をあげたが、何人か落としていた。西成彦が『個体化する欲望−ゴンブロヴィッチの導入』をエピステーメー叢書から出したのが1980年12月で、これも修士論文だろう。西は55年生まれだから25歳で、最年少ということになる。あと細川周平が『音楽の記号論』を出したのは81年1月だが、細川は55年2月生まれなので、やはり25歳になる。西の生まれ月がなぜか分からないが、細川は25歳11ヶ月なので、最年少はやはり西だろう。あと四方田さんは27歳で『リュミエールの閾』を出しているが、四方田さんの修論はスウィフトなので修論ではないが、若くして出した一人である。 昨朝、平野啓一郎がトップモデルの春香と結婚したと知って、一瞬嫉妬しかけた。何しろ私は春香がモデルをしている『ヘアピンレースのニット』(日ヴォーグ社、2003)なんても持っているのだ。そういえば渡辺千萬子さんも平野

    平野啓一郎に嫉妬しない - jun-jun1965の日記
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    mitahiroshi 2008/04/02
    嫉妬しない、嫉妬しかけたと言いつつ充分ジェラシーの嵐が吹き荒れてますよ。
  • デマ - jun-jun1965の日記

    もう時効だろうが、昨年の六月頃、私が東大に内定したというデマが飛んだ。そんなことあるわけないのだが、二箇所から聞いた。その二箇所の出所は一つで、藤由香里さんである。藤さんは、西研の哲学研究会で聞いたという。西研が言ったわけではないらしいが、誰が言ったかは分からなかった。 別に怒っているわけではないのだが、そういうデマがどういう経緯で現れるのか、ちょっと知りたいのである。 (情報源の一箇所から苦情が出たので藤さんに連絡したら、西研は関係ないと言っている。しかし誰から聞いたかは教えないので、このままにしておく) 東浩紀がまだ職がなかった頃、一橋大で人事があったが潰れた、という噂があって、みな信じていたが、かなり後になって、当時一橋にいた友人から、それはデマだ、と聞いた。 まあ、「そういう話が出ている」が伝言しているうちに「内定」に変わる仕組みくらいは分かるが・・・。 (追記) さらに23

    デマ - jun-jun1965の日記
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    mitahiroshi 2008/03/22
    女に揶揄された。→裁判も辞さないというのが「覚悟」だと思っているあたりが猫猫ユニバース。実際に訴えようがしまいが、それは要するに「脅し」でしかない。それに気づかないあたりも猫猫ユニバース。
  • バカか? - jun-jun1965の日記

    アマゾンのウィッシュリストから実名が分かるなんてことは二年くらい前から知っていた。ここにも書いたのに、なんで今ごろ騒ぐ? 伊丹十三のまねをして『愚民たちよ!』ってでも出そうか。 http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20070924 - 原武史が『週刊現代』の書評で、東京裁判を扱ったをとりあげて、いくら事実を克明に調べて知ってもそれで何かが分かったことにはならないなどと、学問を否定するようなことを書いている。中島『パール判事』を褒めたからごまかそうという気らしい。小林よしのりよ、次の標的は原武史だ!

    バカか? - jun-jun1965の日記
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    mitahiroshi 2008/03/15
    自分が気づいてただけのことで他人はバカ。猫猫ユニバース。中島氏が相手にしないからとなぜか別人である原氏を攻撃せよとよしりんに願うという不条理もまた猫猫ユニバース的に当然なのは言うまでもない。
  • 歴史に学ぶ - jun-jun1965の日記

    第二次大戦で、枢軸国側につくかと思われたイスパニアの独裁者・フランコは、英国のチャーチルを評価していて、黄色人種の国を打ち破ったと言って称賛した。 ルディ・カウスブルックによると、インドネシア独立のきっかけを作った日人を「黄色人種の分際で白人に楯突いた」と言って憎んでいるという。 ドレフュス事件の時、「われ弾劾す」を書いて、ユダヤ人であるがために冤罪を着せられたドレフュスを擁護した大作家エミール・ゾラは、パリの新聞から袋叩きに遭い、亡命した。 藤村の『破戒』の主人公瀬川丑松は「わたしは新平民です、すみません」と謝り、知識人の批判を受けたが、今もなお「部落出身者を総理にできないわなあ」と言う政治家がいる。藤村はまさに、「すみません」と言わざるを得ない当時の空気を描いたのである。 関東大震災の時に、大杉栄と伊藤野枝は、甘粕正彦らに殺されたが、その後、在郷軍人らは、甘粕の助命嘆願を行い、人々は

    歴史に学ぶ - jun-jun1965の日記
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    mitahiroshi 2008/02/17
    社会主義国の指導者層は正しいと思ってたに決まってるでしょ。悪事の限りを尽くしてやる、って言ってたショッカーじゃないんだから。自分が正しいと思っている、って怖さを自分を顧みて語れないのがセンセの限界か。
  • 丸山鉄幹? - jun-jun1965の日記

    こないだテレビに出た時、藤原帰一先生が、「丸山眞男ってのは父親は丸山鉄幹っていう・・・」と言っていて、「鉄幹?」と思ったんだが、父親の幹治と兄の鉄男がごっちゃになったのか、与謝野鉄幹とごっちゃになったのか。 で、それは赤木智弘の話を私が持ち出したためなのだが、その赤木がこんなことを書いている。 http://www.journalism.jp/t-akagi/2007/12/post_257.html 河野さんを松サリン事件の犯人に仕立て上げ、彼の人生をめちゃくちゃにした露悪趣味のマスコミと同じだ。 河野義行の人生をマスコミがめちゃめちゃにした? 冗談言ってはいけない。河野の人生をめちゃめちゃにしたのは、そもそもサリンをばらまいたオウム真理教であって、河野が懸命に擁護している奴らだよ。河野の最大の不幸は、が今なお病床にあることであって、それは警察やマスコミがやったことではない。オウムが

    丸山鉄幹? - jun-jun1965の日記
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    mitahiroshi 2008/01/13
    赤木の喩えが適切かどうかとは別に「マスコミが河野さんの人生をめちゃくちゃにしなかった」とは言えない。さらに三浦和義(一義じゃないよ)を挙げないのはってのも意味不明。自分のアタマ良さにしか興味ないのね。
  • 一応事後報告であります - jun-jun1965の日記

    http://www.indo.to/log/nakajima/?itemid=932 「逃げたな」と書いた以上、その後の展開について報告しておきます。中島岳志は『月刊現代』二月号(12月28日発売)で「小林よしのりにガチンコ討論を申し込む」を掲載しています。ただし、この手の雑誌の記事題名は編集部がつけるので、「討論はガチンコに決まっているだろう」とかいう非難はなしです。 中島准教授は、小林よしのりに毎日新聞社を通じて対談を申し込んだが、断られたそうです。それで反論した上、さらに討論を申し込んでいます。牛村さんの批判が載った『諸君!』は12月1日発売なので、これへの反論は間に合わなかったと見ていいでしょう。 じゃ、私は? 私は無視? まあ、小林に比べたら無名人だし、雑誌もマイナーかもしれないけど、トラックバックして知らせたのに、無視。文中には「反省している」という言もあったが、何がゆえに

    一応事後報告であります - jun-jun1965の日記
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    mitahiroshi 2008/01/08
    中島氏が無視するのは小谷野センセが無名だからじゃなく小林に比べてさえ低レベルの揚げ足取りにすぎないから。俺の方がアタマがいいと知らしめようというだけの虚栄心なんかに研究者は応えたくないわな。
  • 乙○君に告ぐ - 猫を償うに猫をもってせよ(タイトル荒らしは止めてください)

    乙〇知〇君より、私がプライヴァシーの侵害をしているという申し立てがあったと、はてなから連絡があった。 乙〇君は、荻上チキは筆名だという。しかし、筆名というのは作家が用いるもので、かつおおよそはその実名もまた世間には知れている。岸葉子も筆名だが、その名は『現代日執筆者大事典』にちゃんと載っている。覆面作家というものがあって、初期のエラリー・クイーン、北村薫などがいるが、彼らは推理小説を書いたのであって、何らかの議論を行ったわけではない。江藤淳や柄谷行人でも、調べれば実名は分かるし、隠してはいない。筆名で活動しているからといって、その名を堅く隠蔽しようとし、明かされたからといって被害を訴えたなどという前例がないのである。 戦後の学者でいえば、見田宗介が真木悠介という筆名を使ったが、ほかにはあまり見当たらないし、見田も、隠していたのかどうか疑問である。学者が変名を使ってポルノ小説を書くと

    乙○君に告ぐ - 猫を償うに猫をもってせよ(タイトル荒らしは止めてください)
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    mitahiroshi 2007/12/31
    かくも前例がないのは、他人を攻撃する以上、筆名を使って実名を隠蔽するがごとき行為は卑怯だという理念が共有されていたからではないかと思う。←なぜそう考えるのか?答:それは小谷野センセがそう思うから。
  • 評伝観世榮夫 - jun-jun1965の日記

    書店で『評伝観世榮夫』船木拓生(平凡社)を見つけた。自伝が出たばかりで評伝が出るか。谷崎恵美子との結婚のところを立ち読みする。恵美子の兄のが「『痴人の愛』などの作品の触媒となった」(大意)とあったが、これは間違い。恵美子の兄のといえば渡邊千萬子さんだが、それなら『瘋癲老人日記』のモデルである。しかし武智鉄二の評伝が出てほしいなあ。 - 分が悪い時は沈黙を守るという権力者的振舞いを32歳にして身につけ、新刊紹介のために新聞記事で「大川周明の著作新発見」などと、何も昨日今日発見したわけでもないのに記事にしてもらうあたり、実に老獪な老教授めいた中島岳志だが、『諸君!』1月号のウッシー牛村さんの記事でもう『パール判事』は息の根を止められるだろう。(もっともこれで論争になっても、学問的にはheuristicなところはないがね)

    評伝観世榮夫 - jun-jun1965の日記
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    mitahiroshi 2007/12/02
    学者の嫉妬。自分も相手にされたいらしい。
  • 長崎暢子先生と長野順子先生 - jun-jun1965の日記

    別にこれは教わったわけでも面識があるわけでもないのだが、東大にいたインド史の長崎暢子先生は、定年になって龍谷大学教授になった。それで以下の話はどこで聞いたのかまるで忘れているのだが、当時鶴田欣也先生も龍谷大にいて、鶴田先生は女性と親しくなるのがうまい人なので、長崎先生に「どうして(東大を)辞めたの〜?」などとからかうように訊いて長崎先生が「あら定年になったからよ」と答えたという話で、私にはさっぱり意味が分からずにいたのだが、先般ウィキペディアを見たら、夫は京大東南アジア研究所の杉原薫、とあってびっくりした。だって長崎先生の夫は長崎浩だったんだもの。それで調べたら長崎浩はいつの間にか東北のほうの新設私大の教授になっていた。杉原薫は、もし当に夫だとすると、11歳年下である。すると「どうして辞めたの〜?」というのは、それを知ってのことだったのだと、謎が解けた。今の東大駒場のインド史の先生は井坂

    長崎暢子先生と長野順子先生 - jun-jun1965の日記
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    mitahiroshi 2007/11/24
    猫猫先生はほんとにアカデミズム内のゴシップとか肩書話や形式論が好きだなあ。だからこその学者という気もする。気がつけば俺が粘着になってますよ。
  • 逃げたな、中島岳志 - jun-jun1965の日記

    http://www.indo.to/log/nakajima/?itemid=910 ついに一ヶ月。中島岳志は私の批判には一切答える気はないようだ。『SAPIO』では小林よしのりが第二弾の攻撃をしているし、『パール判事』については中島の完敗というところだな。しかしまあ、『ランティエ』に載せた私の文章を再掲しておこう。掲載時に紙幅の関係で少し削ったので、そこは復元されている。 安倍晋三総理が、インドのパル判事の遺族を訪ねたというニュースが流れた時は、やれやれ、またパル判事かと思ったものだ。東京裁判でただ一人、A級戦犯全員の無罪判決を出し、戦勝国が敗戦国を裁くこと、事後立法遡及の法的不備を指摘し、西洋諸国の植民地主義をも批判した人だ。まあ、総理としては、靖国神社へのA級戦犯合祀の件でのシナ、韓国への牽制というところか、と思っていたら、中島岳志の『パール判事』(白水社)というが出た。中島は若

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    mitahiroshi 2007/11/22
    逃げた、というか小谷野センセに応えないといけないのかねえ。書き方に厳密さが足りない、というだけの批判を本全体がインチキのように云い募り、挙句粘着。インパクションやら絶望書店やらを思い出しましたよ。
  • タクシー崩壊 - jun-jun1965の日記

    タクシーが値上げするという。大学崩壊とか医療崩壊とか言われているが、私は最近、タクシー崩壊を感じる。とにかく、最近のタクシー運転手は質が低すぎる。道は知らないし、中にはナビの使えないのもいるし、知らないのに知ったふりをするのはいるし、分かっているなどと言いつつ途方もない遠回りをしているから私が怒ると、「お客さんが道、教えてくれないからですよ」などと逆ギレするのもいる。全面禁煙問題にしても、喫煙車と禁煙車に分けると、禁煙車に乗りたがらない運転手が多いので、全部禁煙にしたという、訳の分からない話である。 もうこれは、『タクシー批評』とかいう雑誌を作るとか、それこそ某さんが言っていたように、タクシーソムリエとかタクシー評論家というのに出てきてもらわねばなるまい。 - 昨日放送されたETV特集だが、「宇宙戦艦ヤマト」について語ったのは松霊士と豊田有恒。ストーリーのアイディアを「西遊記」から思いつ

    タクシー崩壊 - jun-jun1965の日記
    mitahiroshi
    mitahiroshi 2007/10/22
    「裁判で著作権は松本のもの」にはなっていないはず。原作者としての著作人格権は西崎のもので、実際の版権は東北新社のもの。
  • 「武士の一分」のクズ「武士の一分」のぶり - 猫を償うに猫をもってせよ

    山田洋次の、藤沢周平原作の三部作(といっても事後的に三部作にしただけだろうが)と言われる「武士の一分」をDVDで観たが、ひどく疑問が残った。毒見役をしている武士が、藩主の事に入っていた貝の毒がもとで失明するのだが、これで今後の生活をどうするのか、などと親戚が集まって協議し、は夫の上司に身を任せて、禄をそのままにしてもらうようにし、夫はそれを知ってを離縁するが、実はその上司は何もしておらず、藩主の裁定で身分が守られたと知って、盲目の身で果し合いをする。 だが、毒見役をしていて毒にあたって失明した武士の禄を取り上げる家中などというものがあるだろうか。そんなもの、普通に考えたって、仕事の上での事故なのだから、むしろ褒賞があってしかるべしである。どうやら山田洋次は、徳川時代というのはよほどひどい時代だとでも思っているらしい。 確かに、藤沢の原作にも、それに当たる箇所はあるが、描き方が全然違う

    「武士の一分」のクズ「武士の一分」のぶり - 猫を償うに猫をもってせよ
    mitahiroshi
    mitahiroshi 2007/10/18
    時代考証的に間違っている、という一点のみが具体的な批判点。時代劇の嘘を知らないわけでもないのに俺は江戸時代のことをよく勉強してるんだという自慢。で、それ以外に愚作だという根拠は示さずクズ映画呼ばわり。