今どきの中国の子供たちに人気のアニメは「ドラえもん」でも「クレヨンしんちゃん」でもない。クールジャパンをうたう日本としては、そろそろ新しいコンテンツに取り組む時期かもしれない。 ドラえもんやクレしんはもう古い! 中国の街を歩けば「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」のグッズを見かけるし、中国の動画サイトでもそれらを楽しめるが、「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」は中国の子供たちに人気のアニメではない。 実は、それらはあくまで、20代、30代の中国人にとっての懐かしいキャラクターにすぎないのだ。子羊たちと狼が主役の「喜羊羊与灰太狼」が人気という記事を2009年に書いたが、2005年のスタートから10年以上がたち、当時の勢いはなくなった。 今春、ビッグデータ分析を行っている友盟+が発表した、中国大陸・香港・台湾でのアニメやマンガの検索傾向についてのレポート「動漫行業網站用戸訪問行為偏好分析報