いりごま、すりごま、ごま油にドレッシング−。食卓に欠かせない食材のゴマ。その約99・9%が外国産であることは、あまり知られていない。 「自給率0・1%」に危機感を抱く鈴木香純さん(27)は、日高市でゴマ製造販売会社「香胡園(かごえん)」を経営し、希少種の金ごまを無肥料・無農薬で栽培。昨年は約四百四十キロを収穫し、販売した。価格は高いものの、含油量が多く、濃厚な味が特長。「最近は需要の多さに生産量が追いつかない」とうれしい悩みを抱える。
「ポッドキャスト」を知っていますか? インターネット上で音声を配信するサービスで、個人で開けるラジオ局のようなもの。今年は日本の「ポッドキャスト元年」と言われているそうで、東京新聞社員有志でつくる次世代研究所メンバーも興味津々。日本初のポッドキャストの賞を創設した関根麻美さん(36)に、その魅力や新聞との親和性を聞いた。 日本でもユニークな番組が増えてきたなと感じたのはここ1年でしょうか。30代の地方の農家の方々が肥料や野菜の等級について語ったり、海外在住の日本人ジャーナリストが現地の話題を話したりする番組もあるんですよ。数年前から米国ではブームで、日本にも配信プラットフォームが続々参入しています。
総務省は十一日、地方での起業を増やすため、ふるさと納税を活用する取り組みを始めた。地方に一定期間住んで活性化に取り組む「地域おこし協力隊」の隊員やOBの起業計画をインターネットで紹介、賛同者がふるさと納税による自治体への寄付を通して資金提供できるようにする。第一弾として岡山県真庭市など三市町の募集が同日、始まった。総務省は定住人口の増加にもつながるとして全国への拡大を目指している。 地域おこし協力隊は、一~三年の任期で市町村の臨時職員などとして、特産品の開発や農林水産業に取り組む。二〇一五年度の協力隊員は約二千六百人。六割が任期後、同じ地域に定住しているが、二十~三十代が多く、事業を始める資金の確保が課題になっているケースもある。真庭市では民家を改修し、外国人向けのシェアハウスを運営する計画。六月上旬までに三百三十万円の調達を目指す。
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