今から、あんまり具体的じゃない話をします。 あるテーマがあるとします。 で、そのテーマについての意見を、てきとーに数字化するとします。どの程度極端に振れているかという尺度によって、1から10くらいまでの数字に分かれると思ってください。 可視化されやすい、というか、分かりやすくて目を引き易い意見って、やっぱり「1だ!」と「10だ!」なんですよね。1派の人と10派の人が殴りあいとか始めると、そりゃもう人目を引きます。万事、絶対評価よりも相対評価の方が分かりやすいので、周囲の人たちも、「1なのかな?」「いや、10なんじゃないか?」「10はない」「1の問題点は3つあって」といった、色々付随的な議論も始まるわけです。 特にWeb界隈では、「1か10か」という議論が注目されやすいこともあいまって、極端な立ち位置、極端な言説がもてはやされやすい土壌みたいなものがある気がします。 ただですね。往々にして、