いわゆる、「青春モノ」と呼ばれるジャンルの作品が、昔から大好きです。 それこそもう、青臭さ全開でできているようなやつ。大げんかした2人が、夕陽に染まる河原で殴りあってお互いボコボコになりつつ、最後には並んで寝そべって、「やるじゃねえか」「お前こそ」と笑い合って友情を確かめ合う感じ。 たまらん。そういえば、もはやテンプレと化した、この「夕方の河原で殴り合い」の元ネタってなんなんでしゃろ。 同じく、どろどろの人間関係を含んだ青春モノも好物です。恋愛系。親友と同じ相手を好きになっちゃって、うわあもうこれどうしよう裏切れないけど裏切っちゃってきゃはー☆みたいな。と言っても、結末までどろどろなのは勘弁。ちゃんと決着はつけないと。後味悪くても。 そんな、思春期の少年少女の不安定な心の機微とか、登場人物の内面の不快ところまで踏み込みつつ、その人間関係のぎくしゃくを描いたような作品が、僕は好き。そこに、自