『東京の女性』(とうきょうのじょせい)は、1939年公開の日本映画。伏水修監督、東宝作品。丹羽文雄の小説が原作。原節子が職業婦人に扮して、油にまみれ、必死に自動車セールスに必要な知識を身につけ、恋か仕事か悩みながら成長する女性を描く。 銀座の自動車会社でタイピストとして働く君塚節子は、家庭の事情でお金が必要となり、同じ会社のセールスマン、木幡に一人前のセールスレディにしてほしいと頼む。節子は車の知識を身につけ、セールスレディとしてバリバリ仕事をして、会社で優秀な営業成績を上げる。しかし、木幡はそんな節子に違和感を覚えるようになる。