先週、諸般の事情によって実に3年ぶり(!)に論文を投稿しました。いろいろと時代は変わったわけで、やや出遅れ感はありますが時代にあわせた執筆スタイルにしようとしていろいろ試行錯誤してみました。普段バリバリ論文書いている方々にはむしろ時代遅れの内容のような気がしますが、未来の自分のためにも結果をまとめておきたいと思います。 自動化は正義 自動化できることはなんでも自動化することで、未来の自分を救います。「どうせ一度しかやらないし」と思っているあなた、本当に一度ですむと思っていますか? LaTexのコンパイルは論文提出までに何百回実行しますか? その評価のパラメータ、本当に正しいですか? 実験データは何回更新されますか? むしろ、今まで一度で済んだことがあるんですか? (ということで、一度ですんだことがある人にこの記事は不要です) 自動化のメリットは主に2つだと思っています。1つ目は言わずもがな