ブックマーク / www.mishimaga.com (41)

  • 第1回 序・COLD BRAIN STUDIOができるまで|凍った脳みそ|みんなのミシマガジン

    2016.04.27更新 BECKの「MUTATIONS」というアルバムのジャケットをレファレンスとして美容室に持って行き、ゆるふわのパーマに失敗してから、俺の脳みそは凍ったままだ。この人と同じ髪型にしてくださいという要望はシャンプー台の排水溝からパーマ液と共に下水管へ洗い流されたが、「顔まで似てますね」という美容師の虚言に脳が溶解して、超ポジティブに、すべてがどうでも良くなってしまった。そして、それなりに高額なパーマ代を払い終え、溶解した脳をチャポチャポいわせながら通りに出て、これで俺もBECKじゃ、むきゃきゃ、とひとりごちながら、外気の冷たさで脳が凍ってしまったのだった。二十歳になったばかりだった。 そんな俺も今年で四十歳になる。 三十歳を過ぎてから、バンドとの関係もなんらかのなんらかをある程度は達成したように感じていた。四人でのセッションは連日のように白熱し、メジャーデビュー後のスト

    mitsuba3
    mitsuba3 2016/05/06
    あっおっ、おもしろい
  • 「善き」という言葉に込めた想い ~『善き書店員』刊行記念インタビュー~|今月の特集2|みんなのミシマガジン

    先週、いよいよ『善き書店員』(木村俊介著)が発売となりました。 この潔い迫力を醸し出している装丁は、寄藤文平さん。著者の木村俊介さんや代表の三島とは十数年来のお付き合いがあり、このの世界観そのままの一冊に仕上げてくださいました。 お話を聞かせてくださった6名の書店員のみなさんの、言葉の繰り返しや言い淀みなども含めて、声そのものがそのまま閉じ込められて、読者の耳元に届くような不思議な一冊となった書。制作秘話や、タイトル「善き」に込められた想いを、うかがいました。 木村最初はそれこそ6人じゃなくって、たくさん方の話を密度濃く聞いていくという方向でしたよね。でもみなさんのお話を聞かせていただいていって、そして藤森さんの話を聞いたときに、ああ、もうこの形で書こうと思いました。 自分の思いを全部一息に、辞めていった人の話、これまでの話、それを誰にも話したことがなかったという話をしてくださった

    「善き」という言葉に込めた想い ~『善き書店員』刊行記念インタビュー~|今月の特集2|みんなのミシマガジン
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    mitsuba3 2016/05/02
  • 第20�回 マルグリット・デュラス|おせっかい宣言|みんなのミシマガジン

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    mitsuba3 2016/03/18
  • 第3回 音楽と論語 いとうせいこうさん(1)|プロに論語|みんなのミシマガジン

    『論語』には豊富な引き出しがあり、さまざまな場面に応用することができます。いわく、『論語』とは石油資源のようなもの。それを可能にするのは、『論語』の主人公たる孔子(紀元前552-紀元前479)が、多芸多才なマルチタレントだったからです。 このたび、「プロに『論語』」と題してさまざまな道のプロの方々と『論語』を語らう連載を始めたのは、多くの引き出しを持つ『論語』を、「資源」として少しでも有効活用するためです。 連載初回にご登場いただくのは、俳優・お笑いタレント・小説家・作詞家・ラッパーなどとしてマルチな才能を発揮するいとうせいこうさん。孔子の多芸多才ぶりを引き出すのにふさわしい方です。そんないとうさんと、まずは「音楽」をテーマに、『論語』について語らいます。 孔子が手がけた「音楽」とは、現代のそれとはかなり違う意味合いを持っていたのでした。 安田ではさっそく始めましょう。いとうせいこうさんは

    第3回 音楽と論語 いとうせいこうさん(1)|プロに論語|みんなのミシマガジン
  • 第19回 女子大の役割り|おせっかい宣言|みんなのミシマガジン

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    mitsuba3 2016/02/19
    "教職員が、学生たちはみんな立派だ、エライ人たちだ、よくがんばっている、という。そういわれていると、立派でえらくてよくがんばる人になるのだ。"
  • おもしろいを1日1本!|みんなのミシマガジン

    おもしろいを1日1! ミシマ社のウェブ雑誌「みんなのミシマガジン(通称ミシマガ)」。多彩な作者による、いろとりどりのコラムが楽しめます。

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    mitsuba3 2016/02/12
  • おもしろいを1日1本!|みんなのミシマガジン

    おもしろいを1日1! ミシマ社のウェブ雑誌「みんなのミシマガジン(通称ミシマガ)」。多彩な作者による、いろとりどりのコラムが楽しめます。

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  • おもしろいを1日1本!|みんなのミシマガジン

    おもしろいを1日1! ミシマ社のウェブ雑誌「みんなのミシマガジン(通称ミシマガ)」。多彩な作者による、いろとりどりのコラムが楽しめます。

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    mitsuba3 2016/01/30
    “文化的な価値観を提示するしかないんですよね。文化的とはすごく抽象的ですが、数値化できないものを基盤にもつのが基本姿勢です。”
  • 第46回 光のクリスマス|いささか私的すぎる取材後記|みんなのミシマガジン

    うん。ちょっと悔しいです。 でも最初だから。 またチャンス、あると思う。 上達したいですね、きっと。 ちょっと緊張したかな。 最初のデビュー戦だから、ちょっとでも間違えたら、って。 いい将棋を指したかったです。 でも指せたかな。 時間、使いすぎましたね。 女流王座戦で一度は指したけど、2時間と3時間の将棋、違いますから。 山口さんとは2年前も指したことがあります。 リベンジしたいと思いましたけど、出来なかったですね。 うん。同い年。 このあいだ、イベントに一緒に出て、いろいろアドバイスをしてもらいました。 女流名人と名人は、ちょっと違うかな。 ...ゴメンナサイ。 でも最初のタイトルですからね。 いちばん大切かもしれない。 うん。もうすぐ帰ります。 ポーランドではクリスマスがいちばん大切です。 時々...日に戻りたくなくなる時、あります。 毎年、

    第46回 光のクリスマス|いささか私的すぎる取材後記|みんなのミシマガジン
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    mitsuba3 2015/12/11
    将棋ぜんぜんわからないけどぐっときた/..でも、もう決めたから。いろんなサクリファイスをしました。けど、もうここしかない。
  • ライブ、みる・する・つくる 光嶋裕介×後藤正文|今月の特集1|みんなのミシマガジン

    アジカンの曲は速すぎる? 光嶋僕はいつも、ジャズなどの音楽を聴きながら夜に幻想的な都市風景をモチーフにドローイングをしています。 絵を描くスピードにはもちろん調子いいときと悪いときがあるんですけど、どんなにがんばっても、ある一定のスピードでしか線は引けないんですね。アジカンのドローイングはもちろんアジカンを聴きながらやっているんですけど、曲が速すぎるんですよ。 後藤え、どういうことですか? 光嶋僕はドローイングをするときは、2時間くらいが集中力の面においてもベストなんです。アルバムってだいたい40分くらいだから、2時間あると3往復できるんですよね。「Standard」「Opera Glasses」とか、曲によっていろんなムードが立ち上がるんだけど、僕は歌詞を極力聴かないようにしているんです。絵を描くときは、言葉とまったく遠いところにいるので。 でも不思議なもので、音楽から建ち上がるイ

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  • 人とつながるということ 雨宮まみ×岸政彦|今月の特集1|みんなのミシマガジン

    個人として生きるのは難しい 雨宮不景気になって、みんなが貧しくなっていくなかで、楽しいことって、もう後は人間関係だとわたしは思うんですよね。 お金がなくても、誰かが家に来てしゃべっていたら楽しいじゃないですか。何人かでテレビを見ているだけで幸せというか......。 岸ほんとうにそう思います。けれど、そうはならないんですよ。逆になるんです。 雨宮そうなんですよね。今持ってるものを取られまいとギスギスする世界。 岸みんなブラック企業でも我慢しちゃうんですよね。一斉にやめればいいのに。 雨宮何かを分け合えば幸せなんだけど、みんなが分け合わないから自分が分け与えたら損だ、みたいになっていって。 岸意外に僕らは縛られてるし、個人として生きるのって難しいですよ。 僕、雨宮さんのあるのアマゾンのレビューで爆笑したのがあるんですね。「すごい自虐的なだと思って期待して読んだのに、最後は自慢話でがっ

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    mitsuba3 2015/06/14
  • 人とつながるということ 雨宮まみ×岸政彦|今月の特集1|みんなのミシマガジン

    *第1回はこちら 日恋愛は根づいていない 岸95年くらいから非婚率が急上昇するんやけども、それはちょうど労働条件が悪くなったときと重なっているんです。95年って、非正規化が進んでいたときなんですよ。1995年に「新時代の日的経営」という提言を当時の日経連が出して、そこからガバッと非正規が増えてくる。 それと、今まではお金がないから結婚できない、という解釈だったんだけど、最近の家族社会学の研究を見ていると、正社員のグループはけっこう結婚をしているみたいなんですね。それは、会社が相手を紹介しているんですよ。 雨宮それ、うちの両親の結婚のパターンですよ。昭和じゃないですか。 岸今でもけっこうあるんですよ。だから派遣だったり小さな会社に入ると、出会いが少ない。結婚って、日では、戦後間もない頃は7割がお見合いで、恋愛婚はほとんどなかったんです。それが65年ごろに逆転するんですね。今は、お見

    人とつながるということ 雨宮まみ×岸政彦|今月の特集1|みんなのミシマガジン
  • 人とつながるということ 雨宮まみ×岸政彦|今月の特集1|みんなのミシマガジン

    言わなくてもわかってくれる、という変なイデオロギー 雨宮私は岸先生の「断片的なものの社会学」という連載がすごく好きで(注)、お会いしてお話ししてみたくて対談をお願いしました。私は社会学の、ある一定の傾向のものをまとめる語り口にすごく抵抗があるのですが、岸先生の文章は、むしろそうした「まとめ」から抜け落ちてしまうニュアンスを掬い取っておられるるように感じます。  岸僕は雨宮さんの「穴の底でお待ちしています」という愚痴を聞く連載が好きで。ずけずけ言ってるのに不愉快じゃないみたいな感じで、なんというか、すごい大人なんやなと。 最近のやつだと「誕生日を祝ってくれない」という相談に対して「いや、それは自分で言いなよ」とおっしゃっていたのに「おおー!」と思いました。 言葉で言わないと通じないというのはすごく大事なことなんだけど、特に親密な領域間ではお互いに言わなくなるでしょう。たとえば夫婦、家族関

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    mitsuba3 2015/05/31
  • 2015年5月 今月の一本|ミシマガシネマ|みんなのミシマガジン

  • 第5回 漱石の「椿」|文学のなかの生命|みんなのミシマガジン

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    mitsuba3 2015/05/05
  • 第23回 自由が丘発! SUNNY BOY BOOKSさん|自由が丘の贈り物|みんなのミシマガジン

    いつも自由が丘からお送りしている「自由が丘発!」、今回は、東横線で二駅となりの学芸大学という駅にある、SUNNY BOY BOOKSさんにご登場いただきます。 店主の高橋さんは、めがねにバッジのたくさんついた黒いエプロンがトレードマーク。 こじんまりとしたお店の中は不思議に落ち着いて、気がつくといつも長居をしてしまいます。自由が丘にお越しの帰りには、ぜひ一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか。 SUNNY BOY BOOKSって? SUNNY BOY BOOKS(以下SBB)は、東横線・学芸大学駅にほど近い住宅地にある小さな屋です。 2015年6月でオープンから2年が経ち、少しずつですがやっていることに手応えを感じられるようになってきた今日この頃です。 SBBの特色として、店内では月代わりで展示フェアを企画したり、小説家と音楽家が交互にお店にきて一冊のから新しい物語と音をつく作る

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    mitsuba3 2015/04/19
  • 『考える人』編集長・河野通和さんインタビュー こうして私は「考える人」になった。|今月の特集1|みんなのミシマガジン

    嫌な奴とは仕事しない 三島『考える人』の編集長になられた経緯を教えていただけますか。 『考える人』2010年夏号(新潮社) 河野私の前の編集長、つまり創刊編集長は、いま小説家としても活躍している松家仁之(まさし)さんです。その松家さんが退社の意思表明をしたのが2010年の始め。新潮社のある役員が私のところを訪ねてきて、「後任になってもらえないか」という話になりました。松家さんのフィナーレである「村上春樹ロングインタビュー」号(2010年夏号)が発売されたのは、すでに私が編集長を引き継いだ後でした。 (編集部註:松家仁之さんには、ミシマガの「屋さんと私」というコーナーに以前ご登場いただいています。こちらもあわせてどうぞ!) 三島そうだったんですね。すぐに、編集部にはとけこめましたか? 河野『考える人』という雑誌は、編集部をどっしりと構えるのではなくて、編集長以外は兼任のメンバーによって構

    『考える人』編集長・河野通和さんインタビュー こうして私は「考える人」になった。|今月の特集1|みんなのミシマガジン
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    mitsuba3 2015/02/18
  • 第46回 番外編 ガケ書房・山下賢二さん|本屋さん発!|みんなのミシマガジン

    自分のフンドシでご飯をべたい そもそもどうして、「ガケ書房」をやめて「ホホホ座」にしよう、となったのでしょうか。そう単刀直入に聞いてみると、「それは、を作ってしまったからですね〜」と山下さんは言いました。 『わたしがカフェをはじめた日。』ホホホ座(ガケ書房) 「2014年8月に、ホホホ座名義で『わたしがカフェをはじめた日。』というを作りました。これを作ったことによって、ホホホ座という方向性がはっきり見えたんです。それで、もうこっちでやっていきたいなあと思って。売り手ではなくて、作り手側になろうと。 まあガケ書房を始める前はもともと編集をしていたので、作り手側に戻っただけなんやけどね」 「え、なんの編集をしてたかって? 下っ端で、雑誌とか作ったりしてました。あとは友人と『ハイキーン』っていう雑誌を作ったり。そのときの名義がガケ書房やったんですよね。それからだいたい20年が経って、今年

    第46回 番外編 ガケ書房・山下賢二さん|本屋さん発!|みんなのミシマガジン
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    mitsuba3 2015/02/13
  • 第23回 偽古代文字を作ろう/ハイリア文字|究極の文字をめざして|みんなのミシマガジン

    「文字を作りたい」というゆがんだ情熱を持つ人は、古くから数多くいたようです。 『指輪物語』のトールキンはキアス文字というエルフが作った文字を創作しましたし、『スター・トレック』にもクリンゴン語という言語とクリンゴン文字という文字が出てきます。 『魔法少女まどか☆マギカ』に出てくる「魔女文字」などは芸術的にも優れていて、あの文字が出てくるシーンを見てDVD購入を決断したくらいです。 さて、これら多くの創作文字に共通するのは「ちょっと古めの、ミステリアスなイメージ」を出そうとしていることです。 その点で、私が最大の傑作だと思っている文字があります。 それがゲーム『ゼルダの伝説 風のタクト』に出てくる「ハイリア文字」です。 とりあえず、ご覧ください。 素朴で、かつ謎めいた雰囲気の文字です。 ちなみにこの5文字ですが、「アイウエオ」と読みます。 ......はい、ご想像の通りです。 新

    第23回 偽古代文字を作ろう/ハイリア文字|究極の文字をめざして|みんなのミシマガジン
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    mitsuba3 2015/02/10
  • 山縣良和×鷲田清一 いま、ファッションを考える|今月の特集1|みんなのミシマガジン