3人で作れた ——今回のアルバム『DOORS』は、前に進もうとする力と、ここに留まろうとする力がビシビシ伝わってきました。手応えはありますか? 今までと1番違うところは、思いが強すぎて情念めいた「すげぇの出来たから聴いてくれ!」っていうのがなくてもうちょっと「サラッと流れ聞きでもいいから聴いてよー」っていう感じなんです。その代わり、聴いてもらえたら、耳を持っていける自信はすごいあるけどね。リリースの時点で、曲と僕たちの間にいい距離感が出来上がっている感じなんですよ。 ——具体的にそれはどういうことでしょうか? 今までは、「これが俺の曲だ!」という主観的なビジョンがあって、過保護なくらい1曲1曲を丁寧に説明したい欲があったのが、今回はそれがないんですよね。皆に聴いてもらう前の段階で、曲自体が自立した状態でいてくれているのか、俺の過保護なところがなくなったのか。 ——それはなぜですか? このア
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