『英語のしくみと訳しかた』の著者である真野泰君は、実は僕の小学校時代からの友人である。中学・高校も同じ学校に通ったのだが、時折顔を合わせるだけであまり接点がなかった。地元の駅前の本屋さんでたまたま会った時、彼が English Journal などの英語雑誌をまとめ買いしていたのを覚えている。彼は本当に英語が好きで、得意で、英語を職業として選んだ。 元旦に真野君から届いた年賀状に本を上梓したことが書いてあったので、Amazon で購入、翌2日に届いたので、早速読み始めた。英語学習者にとても役に立つ本であることがわかり、感想をメールで送ったところ、久しぶりに会うことになった。もしかしたら大学生の時にキャンパスですれ違っていたかもしれないから(そうか、彼とは小・中・高・大と同じ学校に通ったのだ)、それ以来、実に30年ぶりの再会である。 真野君の行きつけの飲み屋で、美味しい料理を前に、思い出話に