「助かっても一生、人工呼吸器につながれるかもしれません」と暗に呼吸器の断念を迫られたこともあったという女性=30日午後、兵庫県内 リハビリのため大阪府内の病院に入院中だった80代の父親を、新型コロナウイルス感染により今月16日に亡くした兵庫県阪神地域の50代女性が30日、神戸新聞社の取材に応じた。重症者病床が逼迫(ひっぱく)する中、女性は人工呼吸器を父親に使うかどうか、病院側から7回も問われた。「年齢もお高い」と暗に断念を迫られたことも。「私が『要らない』と言えば、父は死ぬ。元気だった父がコロナになり、人工呼吸器を使うことはそんなに悪いのか」と声を震わせた。(霍見真一郎) 欧米では、人工呼吸器をどの患者に優先的に使うかという議論が起きたが、日本ではこうした「順序付け」を行政は否定していた。 女性の父は大阪府在住。認知症の妻を7年ほど介護していたが、今年3月に妻が施設に入ってからは1人暮らし
全国有数の温泉地・大分県別府市のビジネスホテルで今年、「井出百枝(いでももえ)」と名乗る高齢女性が亡くなった。女性はこのホテルに5年4か月間滞在。部屋からは現金約750万円が見つかった。市は、身元不明の「行旅(こうりょ)死亡人」として官報に掲載し、情報提供を呼びかけているが、特定には至っていない。 【写真特集】塀の中のおばあさん…密着ドキュメント 別府市消防本部によると、女性は今年3月、ビジネスホテルの部屋のトイレで倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。県警によると、事件性はないという。 官報によると、女性は2014年11月から、このホテルに滞在。1935年生まれの「井出百枝」と名乗った。身長1メートル53で、白髪交じりの短髪だった。 遺品は現金のほか、指輪やバッグなど。健康保険証などの身元が確認できるものはなかった。ホテルは1泊4000円程度で、滞在期間の宿泊費は700万円を超える計算に
新型コロナウイルス感染症拡大による影響で、これまで安定した住まいや仕事を得ることができず、ギリギリの生活を続けてきた人たちからの切実なSOSが、支援団体のもとに届き続けている。生活困窮者を支援する一般社団法人「つくろい東京ファンド」の小林美穂さんに話を伺った。 【写真】路上生活者とみられる64歳の女性が殺害されたバス停 * * * コロナ禍が「パンドラの箱をあけた」と話すのは、「つくろい東京ファンド」の小林美穂子さんだ。 緊急事態宣言が発出され、東京都のネットカフェが休業要請対象になった4月7日、「つくろい東京ファンド」では緊急相談のメールフォームを開設した。その翌朝から今日に至るまで、小林さんたちはコロナの影響で困窮した人たちの支援に駆けまわっている。11月末に発行した書籍『コロナ禍の東京を駆ける』(岩波書店)には、そんな小林さんと相談者とのやりとりや福祉事務所の対応が綴られている。
ジャーナリストの青木理氏(C)朝日新聞社この記事の写真をすべて見る 7年8カ月にわたる安倍政権が終わり、今年9月、菅義偉首相を戴いた菅政権が誕生した。だが、政権発足時に65%あった支持率は、わずか3カ月で39%まで下落(朝日新聞の世論調査)。GoToトラベル停止の判断の遅れなど、政府のコロナ対応に関する不満は日ごと高まっている。だが、それだけではない。菅首相をはじめ、政権幹部たちの「権力」に対する姿勢も疑問視されている。元共同通信記者で警備・公安担当などを務めたジャーナリストの青木理氏は「このままでは日本は警察国家になる」と警鐘を鳴らす。 【写真】安倍政権の「番人」と言われながら失脚した高級官僚はこの人 * * * ――菅政権の支持率が急落しています。最初のつまずきは、10月に日本学術会議の会員6人の任命を拒否した「学術会議問題」が発覚したことだと思います。ただ、この問題は当時支持率に
『D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略』(以下、『D2C』)という本を読みました。2020年1月に発売された本で、小売業界に巻き起こっているD2Cというムーブメントについて解説した本です。 D2Cについての正確で中立的な記事を探すのは難しいですが、みんな大好きWikipediaの記事による定義は次の通りです。 D2C(Direct to Consumer)は、メーカーが自社で企画・製造した商品を、自社のECサイトを用いて直接消費者に販売する仕組みのこと。直接販売のひとつ。(中略)小売を介さずにメーカーが直接消費者と繋がるため、消費者の購買状況や利用状況、嗜好など様々なデータをメーカー側が収集して分析し、短いスパンで商品開発のPDCAをまわすことで売れる商品を売れる数だけ作るよう予測することが可能になった。 この定義も実際のD2Cからすると少し狭いのですが、その点は後述しま
2020年が終わる。あぁ、やっと終わってくれるのか! だなんて清々しい気持ちにすらなってしまう。べつに除夜の鐘が撞かれると同時に疫病が収束するわけもないのだが、ひとまず一区切りすることに、なぜだか安堵してしまうのだ。 どうにかこうにか、2020年を終えようとしているみなさま。本当に、本当に、本当にお疲れ様でした。 ── これまでの人生、暮らしや災害にまつわるあらかたのことは、祖母に聞けば教えてもらえた。 和歌山で生まれ育ち、大阪に移住し、現在93歳になる父方の祖母は、亡き夫と共に建てた千里ニュータウンの家で今も暮らしている。そこが、私の実家でもある。 祖母は若い頃に、第二次世界大戦も経験したし、昭和19年と昭和21年には地震による津波被害にも遭った。だからテレビで戦争や地震のニュースを見ると、いつだって幼い私に向けて過去の辛い経験を伝えてきたのだ。子どもにとっては耳を塞ぎたくなるような話ば
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畠山 鈴香(はたけやま すずか、1973年2月2日 - )とは、秋田児童連続殺害事件の犯人である。秋田県立二ツ井高等学校卒業。無期懲役刑に服している。3人兄弟の長子として出産した。(9歳年下の弟と25歳年下の妹がいる)。 秋田児童連続殺害事件は、2006年(平成18年)、秋田県山本郡藤里町で畠山鈴香が自分の娘・彩香ちゃん(享年9歳)と、その友達の米山豪憲君(享年7歳)を殺害した事件。 概要[編集] 2006年(平成18年)4月10日に小学校4年生の畠山 彩香ちゃん(当時9歳)が、自宅から10キロ離れた川で水死体となって発見された事案で、秋田県警では当初事故と判断していたが、5月に彩香ちゃんの2軒隣の米山 豪憲君(当時7歳)が5月18日午後に約12km離れた川岸で遺体で発見された。 1ヶ月の間に二人も亡くなっていることに疑問を抱き再捜査を始めた。そして、6月4日に彩香ちゃんの母親・畠山鈴香を
ドナルド・トランプ大統領(左)とミシェル・オバマ前大統領夫人が米国人が最も尊敬する男性と女性に選ばれた/EPA/Bloomberg/Getty Images ワシントン(CNN) 米調査会社ギャラップが29日に発表した世論調査結果で、ドナルド・トランプ大統領とミシェル・オバマ前大統領夫人が、今年米国人が最も尊敬する男性と女性に選ばれた。 トランプ氏は昨年は「最も尊敬する男性」部門でバラク・オバマ前大統領と首位を分け合ったが、今回初めて単独で首位に立ち、昨年まで12年間首位を守ってきたオバマ前大統領の連続記録に終止符を打った。一方、ミシェル・オバマ前大統領夫人は3年連続で「最も尊敬する女性」に選ばれた。 トランプ氏にとって今年は、弾劾(だんがい)訴追、新型コロナウイルスや人種間の緊張への対応に対する幅広い批判、大統領選での敗北など、激動の1年だったが、共和党支持者の間の根強い人気が結果に反映
フランシス・ベーコンの制作の過程を解き明かす展覧会、2021年1月に神奈川県立近代美術館 葉山で開催へ20世紀でもっとも重要な画家のひとりであるフランシス・ベーコンの展覧会「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる」が、2021年1月9日〜4月11日に神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。1930年代の油彩画からドローイング、自画像など、多彩な作品を展示する。 ※本展は緊急事態宣言を受け、1月12日より臨時休館となる(2021.1.8追記) アイルランド生まれで、20世紀でもっとも重要な画家のひとりであるフランシス・ベーコン(1909〜1992)。その展覧会「フランシス・ベーコン バリー・ジュール・コレクションによる」が、2021年1月9日〜4月11日に神奈川県立近代美術館 葉山で開催される。 展覧会タイトルが示すように、本展は生前のベーコンと深い交流のあったバリー・ジ
数年前、『ヤンキー人類学』という展覧会を構想しているとき、広島市で開催された公募展のパンフレットで見つけたのが、伊藤輝政という名前だった。そこに掲載されていたのは、3点ほどの小さな紙製のデコトラ(デコレーショントラック)で、大きな期待はせずに僕は広島市にある作者の自宅を訪問した。 広島市にある小高い住宅街の一角で、伊藤さんは両親と暮らしている。玄関で両親に挨拶をしていると、奥の部屋から伊藤さんがやってきた。歳は僕より1つ上。ずいぶん色白の人というのが第一印象だった。母親に話を伺うと、出生時から心臓に障害があり、その影響で極端に運動が制限されるため、これまで生活のほとんどを自宅で過ごしてきたという。そんな彼がデコトラをつくり始めたのは、幼少期に観た菅原文太の映画『トラック野郎』シリーズがきっかけだ。この映画がブームとなり、電飾で飾りペイントを施して走るデコトラが全国で流行したが、彼がつくり始
2020年5月1日に発表された矢野経済研究所の「おひとりさま関連市場の動向調査(2020年)」によると、日本国内においては単身世帯が増加し、いわゆる「お独りさま」が増えているほか、ライフスタイルの変化や趣味、嗜好の多様化などにより、1人で行動や消費することを好む「お一人さま」も増加しているといいます。 その要因には、晩婚化や非婚化による単身者の増加、高齢化による単身世帯の増加があり、今後もますますその傾向が高まるとのこと。 今回のコロナ禍で、心の安らぎと癒やしを求めて犬や猫などのペットを飼う人も増えています。また、単身世帯ではそれがより顕著であると聞いています。 しかし、以前から1人暮らしでペットを飼うことには、賛否両論の意見がありました。なぜかというと、飼い主にもしもの事があった場合に、ペットが路頭に迷う可能性が高いからです。 飼い主が飼えなくなったときに、その後も幸せに過ごしていけるの
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