ハウスメーカーのカタログや戸建住宅のチラシなどで「ツーバイフォー」という建築用語を目にしたことはありませんか?そこで今回は、ツーバイフォー工法(2×4)の仕組みやツーバイフォー工法の構造、メリット・デメリットなどについて、日本ツーバイフォー建築協会に伺いました。 ツーバイフォー工法(2×4工法)ってどんな構造? 床や壁などの「面」で支える「面構造」 ツーバイフォー工法の大きな特徴は、床や壁などの「面」で建物を支える「面構造」であることです。 「ツーバイフォー工法の建築基準法上の名称は『枠組壁工法』といいます。名前のとおり、サイズが約2インチ×約4インチなどの木材を組んで『枠組』をつくり、この枠組に『構造用面材』を接合して剛性の高い版(ダイアフラム)を構成し、それらを専用の金具・金物などで一体化して、頑強な六面体構造を形成する工法です。