今回の話は、児童精神科医の佐々木正美さんが書かれた『子どもへのまなざし』と言う本を参考にしています。 本を読んで、私は『子どもに期待する喜び』の方が大きくなってしまっていることに気付きました。期待されると子どもはどう思うかを考えた時に、私が子どもの頃は、親の期待、指示は息苦しさや居心地の悪さを生むことを思い出しました。 親から指示されたことは苦痛でしかなかった 私が子どもの頃、父親が子ども達に漢字を毎日1ページやれと指示を出しましたが、出勉強が苦手な私にとっては苦痛でした。妹は漢字をやりたくなさ過ぎて、日付を何度も書き直してノートを使い回すと言う技を身に付けたくらいです。 人が物事に取り組むには、外発的動機付けと内発的動機付けの2つがありますが、親からの指示は外発的なもので、子どもが心からやりたいと思ったことではないので、長続きがしなかったり、そこから学べることが少ないのではないかと思いま