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ブックマーク / realsound.jp (6)

  • 日本の歴史上、最も有名な武家法「御成敗式目」はなにが画期的だったのか? 気鋭の歴史学者・佐藤雄基に訊く

    1232年、鎌倉幕府三代執権の北条泰時により制定された初の武家法「御成敗式目」は、日歴史上「最も有名な武家法」とも称され、今なお広くその名が知られている。しかし、その内容が詳らかに知られてはいないだろう。 中公新書より刊行された『御成敗式目 鎌倉武士の法と生活』は、同法の主要な条文を詳しく解説、実態や後世への影響を明らかにした一冊だ。著者の佐藤雄基氏に、同書の狙いと「御成敗式目」の先進性について話を聞いた。(編集部) 佐藤雄基氏 ――「御成敗式目」と言えば、昨年(2022年)放送されたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では坂口健太郎さんが演じていた北条泰時が制定した日初の「武家法」として有名ですが、今回それをメインに扱った新書を執筆しようと思った、そもそもの動機やきっかけは何だったのでしょう? 佐藤雄基(以下、佐藤):私はもともと日の中世の法を研究しています。平安時代の終わりから鎌

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  • 【新連載】『機動戦士ガンダムZZ』は本当に“見なくていい”作品なのか? 第一話から「総集編」の不穏な幕開け

    『機動戦士Zガンダム』に続くガンダムシリーズの3作め、それが1986~1987年にかけて放送された『機動戦士ガンダムZZ』である。ガンダムといえば大変人気のある、日を代表するロボットアニメだ。しかし、そのシリーズ中の作品でありながら、作の言われようはけっこう散々である。Googleでタイトルを検索すれば、関連キーワードとして「zzガンダム 見なくていい」「zzガンダム なかったことに」などが出てくる。結構な言われようだ。 実際のところ、確かに見なくてもいいと言えばいいのかもしれない。アムロとシャアの物語という点で言えば、初代とZ、そして不朽の名作である『逆襲のシャア』を見ておけば、大体事足りる。その後のOVAは外伝的な内容だし、平成以降の作品は展開が多様で作品間のつながりも弱いため、逆に「見たいものを見てくれればいいです」ということになる。宇宙世紀を舞台にしたアムロとシャアの物語のみに

    【新連載】『機動戦士ガンダムZZ』は本当に“見なくていい”作品なのか? 第一話から「総集編」の不穏な幕開け
  • マーヴィン・ゲイが歴史的名盤の後に目指したサウンドとは? 柳樂光隆の『You’re The Man』分析

    マーヴィン・ゲイが歴史的名盤の後に目指したサウンドとは? 柳樂光隆の『You’re The Man』分析 1972年にマーヴィン・ゲイがリリースする予定だった音源が『You’re The Man』という名前で陽の目を見ると言われて、気にならないリスナーはいないだろう。 マーヴィン・ゲイのディスコグラフィーで言うと、1971年に『What's Going On』、1973年に『Let's Get It On』をリリースしているので、音楽史に残る名盤2枚の間に発表されるはずだったもの、ということになるか。 そして、その内容があまりに素晴らしく、アルバムとして発表され広く届いていたら間違いなく人気曲になっていたであろう曲がいくつもあり、曲単位で言えばどれもこれもリリースされていてもおかしくないクオリティーだ。例えば、冒頭の2曲「You’re The Man」「The World is Rated

    マーヴィン・ゲイが歴史的名盤の後に目指したサウンドとは? 柳樂光隆の『You’re The Man』分析
  • ISSA、RIDER CHIPS、上木彩矢 w TAKUYA、三浦大知……『平成ライダーシリーズ』主題歌の変遷

    ISSA、RIDER CHIPS、上木彩矢 w TAKUYA、三浦大知……『平成ライダーシリーズ』主題歌の変遷 平成仮面ライダーシリーズの総決算として、9月2日に放送開始した『仮面ライダージオウ』(テレビ朝日系)。奥野荘が演じる主人公・常磐ソウゴの突飛な発言が目立つキャラクターとあわせ、Shuta Sueyoshi feat. ISSAによる主題歌「Over “Quartzer”」が話題となっている。かつてAAA DEN-O formの一員として『仮面ライダー電王』の主題歌「Climax Jump」を担当した末吉秀太と、『仮面ライダー555』の主題歌「Justiφ's」を歌ったISSA(DA PUMP)によるユニットは、まさに平成最後のシリーズを担当するに相応しいタッグと言えるだろう。 同シリーズの主題歌は、初作『仮面ライダークウガ』から16作目『ドライブ』まで一貫して、作詞家の藤林聖子が

    ISSA、RIDER CHIPS、上木彩矢 w TAKUYA、三浦大知……『平成ライダーシリーズ』主題歌の変遷
  • m.c.A・Tが証言する、90年代日本語ラップの興隆とその手法「ラップとメロディの融合を試みた」

    初の音楽ダンス映画として1992年に公開された『ハートブレイカー[弾丸より愛をこめて]』が、東映Vシネマの25周年を記念してDVD化され、11月7日に発売された。 同作は、ダイアモンドユカイこと田所豊演じるディスコ探偵が、無国籍な雰囲気の漂う世界で事件に巻き込まれ、登場人物たちがダンスバトルを繰り広げるという内容で、日だけでなくアジアの音楽シーンにも大きな影響を与えたとも言われるカルト映画だ。監督を務めたのは、数々のミュージックビデオやライブビデオを中心に制作を続ける小松莊一良(当時:壮一郎)で、全編の音楽および編曲も担当した富樫明生が“m.c.A・T”としてデビューする前に主題歌「Bomb A Head!」を提供した作品としても知られている。今回、リアルサウンドではラピュタ阿佐ヶ谷にて11月7日に行われた同作の上映会に向かい、m.c.A・T人にインタビューを実施。一世を風靡した「

    m.c.A・Tが証言する、90年代日本語ラップの興隆とその手法「ラップとメロディの融合を試みた」
  • 森高千里とtofubeatsがサマソニで共演 互いの曲をほぼノンストップで組み合わせる

    森高千里とtofubeatsが8月17日、『SUMMER SONIC 2014』東京会場において“森高千里 with tofubeats”名義でステージに立ち、互いの楽曲を披露した。 二人はtofubeatsのメジャーデビューEP『Don't Stop The Music feat.森高千里』で共演をした仲で、この日はtofubeatsが互いの楽曲をサマソニ仕様にリミックスしたスペシャル・セットをプレイした。1曲目に「手をたたこう」のインストが会場に鳴り響くなか、森高千里がSFテレビドラマ・シリーズ『スタートレック』をオマージュした衣装で登場。続く「ララサンシャイン、「気分爽快」では、tofubeatsによってダンス・フロア向けにリミックスされた楽曲と、ゲストVJで参加したTANGRAMの巧みな映像捌きで会場は盛り上がった。 MCでは「改めまして、こんばんは! 森高千里 with tofu

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