そんな周りのちょっとした声が、不登校の子どもや親にプレッシャーを与えています。ある親は「行くのも地獄、行かないのも地獄」と表現しました。不登校の生徒が増える中で、その先の居場所を考える必要があります。 “不登校”44万人と生の声 今、不登校で悩む生徒がどのくらいいるか、知っていますか? 文部科学省によると、平成29年度に全国の中学校で約11万人。さらに、学校には行くものの教室に入れないなど“隠れ不登校”とも言える中学生が33万人もいるのです(日本財団調べ)。 あわせると44万人にものぼる子どもたちが、なぜ学校生活に苦しんでいるのか。 NHKでは子どもたちの生の声を聞こうと、LINEを通じてアンケートを行いました。