持って生まれた気の強そうな顔立ち。 短く切りそろえた髪。 中性的な「薫」という名前。 兄と弟に挟まれてすくすくと育まれた粗野な性格や言動。 物心ついた頃から成人するくらいまで、数えきれないほど男性に間違われてきました。 ずっと「蚊帳の外」にいた私何が言いたいのかというと、私は生まれてこの方、幸いにも性犯罪に巻き込まれることもなければ、セクハラに悩んだり、女性だからと不当に扱われて悔しい思いをしたりした経験が全然ありません。 だから、#MeTooをはじめ、近年より力を増しているフェミニズムの潮流も「そういう経験をしている人もいるんだなぁ」と、同じ女性でありながら、なんとなく蚊帳の外から眺めていました。 でも、ほんの数週間前。自分の片隅で、しばらく言葉にできずにいた「モヤモヤ」にぴしり、と刺さるものと出合いました。 それは、前職の同期・阿部さんが書いたnoteです。 武田砂鉄さんと『男が痴漢に
![身近な異性から「性的な視線を向けられる」ということ。|中道薫(Kaworu Nakamichi)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f1dfd8fcb8679714d093d23f2753a948a84e063f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F10421912%2Frectangle_large_type_2_fb9d3d4f07e0f472e64139572534556b.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)