オーリッドという日本のIT企業が注目を集めている。売上高は40億円規模。法人向けWebサービスを提供していたが、昨年から個人向けサービス「KYBER」を開始した。16日に発売した「KYBER Smartnote」(写真、3冊1500円)は、そのサービスの目玉だ。 見た目はごく普通のノート。メモをしたり、議事録をとったり、普通のノートとして使える。ノートをiPhone付属のカメラで撮影し、KYBERのWebサイトにアップロードすると、画像のデータがクラウドサーバー上で管理される(Androidには10月対応予定)。そこまではこれまでのクラウドサービスにもあったもの。「Evernote」を思い浮かべる人もいるだろう。 だが、話はここからだ。 しばらくすると、手書きのメモが文字データになって送られてくる。いわゆるOCR(画像からの文字起こし)だが、その精度は異様に高い。ほぼ完璧だ。納品までも最速
セキュリティについて三三では「法人向けに提供している『Link Knowledge』のノウハウも活用している。Eightにおける通信はすべて暗号化し、データを保管しているデータセンターも国際認証機関のセキュリティ審査を受けたデータセンターを利用している」とコメント。アカウントを削除した場合、登録した名刺のデータも削除するという。 今後は登録した名刺情報に対するメールの一括配信などの有償サービスも予定。AndroidアプリやFacebookアプリなども提供する。NFC(近距離無線通信)にも対応するという。「ワールドワイドでの名刺流通量は年間100億枚。正確なデータ化サービスとソーシャルテクノロジーを利用した新しいコンセプトで、世界3億人というビジネスパーソンの標準ツールとなることを目指す」としている。 関連記事 名刺交換を“可視化”──人脈管理サービス「Link Knowledge」 日本な
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く