高度化する渋滞情報サービス。ホンダ・インターナビの取り組み 渋滞が好きなドライバーは、まずいないだろう。 目的地までスムーズに走りたいというのはドライバーの基本的なニーズであり、一方で、渋滞に巻き込まれないことはCO2排出量の軽減にもつながる。 ちなみに日本全国の渋滞による損失時間を金額に換算すると、年間12兆円/一人あたり年間9万円!!(国土交通省試算)。いやはや、我々はずいぶんと損をしているのである。 リアルタイム渋滞情報「VICS」の普及と弱点 世界的に見ても渋滞の多い日本では、早期から、ハイテク技術による渋滞発生状況の把握と、ドライバーへの情報提供を積極的に行ってきた。その先駆けが、カーナビの基本的な機能となったリアルタイム渋滞情報提供システム「VICS(Vehicle Information and Communication System)」だ。 VICSは道路上の