日本デザイン振興会は、6月3日まで「2015年度グッドデザイン賞」の応募を受け付けている。同アワードは、さまざまに展開される事象の中から「良いデザイン」を選び、顕彰することを通じ、生活や産業、そして社会全体をより豊かなものへと導くことを目的としている。1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」が母体となっており、グッドデザイン賞を受賞したデザインにつけることが認められている「Gマーク」は、「良いデザイン」の指標となっている。 グッドデザイン賞は、「グッドデザイン賞」および受賞対象の中から選出される「グッドデザイン特別賞」で構成され、すべてのグッドデザイン賞審査対象の中で、デザインが優れていると認められるものにグッドデザイン賞が、さらにその中から特筆して優れた100件が「グッドデザイン・ベスト100」として選出され、更にその中か